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「はぁ〜〜！疲れた！」
「身体だるすぎてうぜ〜〜」
プール掃除は、
時間がかかって
終わったのは日が暮れてから。
健永くんはお店に行かなくちゃいけなくて、
ニカちゃんも同じ。
〉今日は遅くなりそうだから、
ちゃんと戸締まりしてゆっくり休んでね。
藤ヶ谷さんは帰りが遅いらしい。
「ミツこのあと予定あるの？」
「え？あ〜、さっき店から連絡あって
ちょっと顔だそうかなと思うけど」
「…………ふ〜ん。」
なんだ、ひとりか。
「ったく、しょうがねぇな。
一緒に行くか？」
「え？いいの？」
「まあ、すぐ終わるし
そのあとうちの店の食わせてやるよ」
わかってるじゃん、ミツ！
これだけ毎日誰かと一緒にいると、
急な一人って、ほんと寂しい。
──────────・・・
「かんぱ〜〜い！」
カウンターに並んで、
いつもとは違う環境で少しワクワク。
お店の雰囲気もなんだかミツの雰囲気が
出てる気がする。
出てくるお料理は
どれも美味しくって。
「これミツも考えたりするの？」
「考えるときもあるし、
まあ、試作してもらったり色々かな」
最終的にＯＫだすのはミツらしい。
「…………ねえ毎日のように
朝食べにくるけど
自分で作った方が
おいしく作れるんじゃない？」
思わずそう聞いたら、
「まあそうだなっ！」
って即答。・・・・むかつくぅ。
「お前ほんっっと分かりやすいのな。」
私の膨れっ面見て、指差して笑ってる。
「俺が人の飯なんにも言わずに
食ってるのなんて、
珍しいんだから文句いうなって」
「そんなの知らないし！」
大きくなった声に、
“うるせーよ！”って大袈裟に耳塞いでる。
「なぁ、そうだよな？池田さん？」
ミツが話しかけたのは、
カウンターにいた板前さん。
お料理を盛り付ける手先と
その手元には、
手入れの行き届いた包丁が印象的。
「ミツは一回じゃ首を縦に振らないもんなぁ。ただのイキがったオーナーかと思いきや、
意外と舌は肥えてて、的確ですよ」
にっこりして、
“だから、あなたの作るお料理は
本当に美味しいんじゃないかな？”って。
「ほら〜〜」
「なんでそんなに得意気なのよ」
私の反応に一笑いして、
ミツがビールを飲み干した。
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ちい★(プロフ) - さみしいって言ってたよ…と嘘か本当かわからないけど、言ってくれた裕太の優しさに気づいてしまいました…。でもやっぱ太輔いいねぇ…あやさん！みつも良き★ (2020年1月10日 2時) (
レス) id: aba16733a8 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - みっかさん» こちらにコメントしてくださってたの見落としておりました！おかげで完結を迎えました。ぜひ最後までお付きあいくださると嬉しいです。 (2017年10月27日 21時) (レス) id: b34d9690f4 (このIDを非表示/違反報告)
みっか(プロフ) - あと２〜３回で 終わってしまうんですね…どっちに持ってかれるのか( ToT )ミツが街から出て行く！って流れには ちょっぴり驚きでした！ (2017年10月21日 1時) (レス) id: 6df392b90f (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ともさん» 遂に！もう私だったら部屋に入った瞬間失神しそう…、ミツなにしてるんですかね。主人公ちゃん気にしてますよ〜！ (2017年10月9日 13時) (レス) id: b34d9690f4 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - たまぴよさん» ゆうたろうは考え事が多い主人公ちゃんの癒しになってもらってます！藤ヶ谷さん電気消して、部屋においでしてその先はどうしちゃうんでしょう…！移行後もよろしくお願いします。 (2017年10月9日 13時) (レス) id: b34d9690f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや
| 作成日時：2017年8月21日 23時
