STORY44《史上最悪》 ページ16
健翔くんのお姉さんが友達が遊びに来てるって
言うから「ナオとリョーちゃんかな?」なんて
ニコニコしながら話してワクワクしながら1階に行ったんだ。
彼奴に合うまでは……
リビングルームのドアを開けて
「なんだよ。来るなら連絡ぐらいっ……おっ前」
健翔くんがドアノブ持ったまま固まってしまい俺には中が見えないけれど
雰囲気でなにか嫌な予感がした。
その予感は的中して中から聴きたくない声が聞こえてきた
「やぁ……久しぶりだねぇ？健翔」
この声は……碧。
健翔「何しに来た?……和くんなら渡さないよ?」
碧「やっぱり、和くんと仲良くしてるんだ?」
健翔「当たり前だろ?お前見てぇな最低な人間じゃねぇからな和くんは…」
碧「嫌だねぇ。お前も潤に似てきたんじゃないか?……あ〜！潤は死んだんだっけ」
クスクスと嘲笑い俺に暴力を振るっていたあの時と同じあのイヤな嗤い顔が俺の頭に浮かんできた。
それと同時にまた友達を失うんじゃないかと恐怖にも見舞われた。
守られてばかりじゃダメだ。
俺も強くならなきゃ過去と向き合わなきゃダメなんだ。
和「……お前が殺したんだろ?……俺の大切な1番の親友をお前がその手で殺したんだろうがよ」
健翔「カッ和くん?……」
何時もあまり怒らない俺が怒ったのが吃驚したのか健翔くんの声は裏返っていた。
健翔くんで塞がれていたドアを開けて
今までに無いドス黒い感情のまま史上最悪な彼奴の前に俺は姿を表した。
碧「やぁやぁやぁ。和くん、お久しぶりです。」
呑気にそんなこと言ってる態度もむかつきキリッと睨みつけた。
碧「あ〜怖い怖い。そんな目で見ないでよ。」
和「……何猫被ってんだよ。俺に暴力振るってた頃のお前はどこだよ?…」
行き場の無い怒りをぶつけまくる。
碧「……変わったね。それもそうか大事な友達俺に殺されてんだもんね……でもね。コレで終わると思うなよ?俺は、和くんに悪影響出るものはすべて排除する。そう、お前に必要な友達は俺だけで良いんだよ……だから健翔も兄さんも…それとお前の幼馴染の雅紀…翔も全部消し去ってやるよ。」
そう嫌な笑いをすると健翔くんの方に向き直って
碧「先ずは、健翔からかな?」
とポケットから折りたたみ式のナイフを取り出し健翔くんに向かって歩き出した。
……もう友達を失いたくない。
そう思い健翔くんの腕を掴み玄関のドアを思いっきり開けて一目散に全力で逃げた。
気がつくと思い出屋の近くまで来ていた。
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櫻井aia(プロフ) - ウオタミ&にのらぶさん» わぁ〜！そう言っていただけるととても嬉しく光栄に思います。ありがとうございます。はい。これからどんどん更新していこうと思っているのでよろしくお願いします(_ _*) (2017年12月21日 19時) (
レス) id: 682a610d3e (このIDを非表示/違反報告)
ウオタミ&にのらぶ - この小説大好きです！更新頑張ってください！待ってます。 (2017年12月21日 19時) (レス) id: 95f4d8affe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻井aia | 作成日時：2016年11月13日 19時
