STORY32《秘密》 ページ2
ふとっ目が覚めて枕の横に置いてあるスマホの電源を入れると午前１時を少し過ぎたところだった。
熱は下がったのかスッキリとし始めていた。
でも急激に喉が乾く。
もう、流石に智さんも寝ているか‥‥
そう思い部屋をゆっくりと出て1階へ降りると
お店の電気が付いていた。
あれ？まだ寝てないのかな？
ゆっくり店に足を進めると話し声が聞こえてきた。
智さんと翔さんの声だ
足を止め二人の会話を盗み聞きしていた
翔「で？和也くんには言わない訳？」
智「そうだね。和にはまだ言わないでおく。それに混乱するでしょ？」
翔「それもそうだな。それに、まだ和也くんってあの時の記憶戻ってないんだろ？」
智「そうなんだけどね。だんだん戻ってきてるんだ」
翔「時間の問題か‥‥バレるのも」
何の話？俺に関係してること？
時間の問題？バレる？俺には言わない？
意味わかんないよ。。
一人で考え込んでいた刹那だった
(智)「‥‥だってさ‥‥和が信頼していた奴が潤のこと殺したんだよ？」
翔「それもそうか。。知りたくもないよな」
へ？信頼してた奴が潤くんを殺した？
何言ってるの？
その言葉を聞き頭の中が真っ白になってしまいその場に疼くまってしまった。
犯人は、信頼できる奴なの？
一体誰？
記憶が思い返されてきた。
和「‥‥イヤっ‥‥辞めて」
何者かに追い詰められている俺
そして、俺の後ろには血の海と倒れたまま動かない潤くん。
もう、脱力してしまい足もうまく動かない。
「‥‥和也‥‥来たんだな？」
「‥‥‥イヤっ。。」
「‥‥間にあわなかったね？潤のこと助けたかったんだろ？」
激しく首を縦に降る。
「残念だねー。もう少し早く気がつけば助けられたのに。」
((和「何で、こんなことしたの？」
「‥‥何でだろうね？‥‥でも犯人の顔見た奴の事生かしてはおけないかなー」
そう言ってまた刃物を振り上げる
そして次の瞬間俺は目を閉じて覚悟していた。
別に、(潤)くんと死ねるなら別に良いかなとか思っていたから。
大親友とともに消えるなら思い残すことなんかなかった。
でも、刃物が俺に刺さることはなく目を開けると
さっきまで倒れてて動かなかったはずの(潤)くんが俺を庇って刺されていた。
「おまっ死んだのかと、」
(潤)「悪いな。演技だったんだ。お前に何回も刺されてめっちゃクソ痛えけどな？」
STORY33《2年前のあの日》→←STORY31《Best Friend》
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
櫻井aia(プロフ) - ウオタミ&にのらぶさん» わぁ〜！そう言っていただけるととても嬉しく光栄に思います。ありがとうございます。はい。これからどんどん更新していこうと思っているのでよろしくお願いします(_ _*) (2017年12月21日 19時) (
レス) id: 682a610d3e (このIDを非表示/違反報告)
ウオタミ&にのらぶ - この小説大好きです！更新頑張ってください！待ってます。 (2017年12月21日 19時) (レス) id: 95f4d8affe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：櫻井aia | 作成日時：2016年11月13日 19時
