STORY33《2年前のあの日》 ページ3
潤くんはそう言うと自分のお腹に刺さっていたナイフを下に落とし俺の膝の上に倒れてしまった。
和「潤くん！！嫌だ。一人にしないでよ」
潤「ゴメンな…お前との約束守れそうにないや……でも…俺…いつまでも…お前の味方‥‥忘れんなよ？それに…」
呼吸も段々と浅くなっていく
和「潤くん‥‥何で」
そのまま潤くんは動かなくなってしまった。
独りぼっちだ‥‥‥
和「‥‥何で潤くんを殺した。」
潤くんの血が付いたナイフを握り何度も潤くんを傷つけた犯人へと一歩一歩とゆっくり近づいていった。
「お前に、刺すことできるの？‥‥」
勝ち誇ったような顔をして憎たらしく笑う
和「‥‥許さない‥‥人殺し‥‥友達だって思ってたのに」
力が抜けて手に持っていたナイフを落としてしまった
大粒の涙が頬を伝う
でもその隙を付いてアイツはナイフを拾い上げ俺の腕を刺していた
流れる血を見た途端意識ご朦朧としてそのまま俺は気絶してしまった。
そして気がつくと病院のベットの上で寝ていた。
「あっ、気がついた？」
和「‥‥うん。」
「俺のこと分かる？」
和「‥‥まーくん」
雅紀「そう。よかった。」
そのまま泣き崩れるまーくん。
雅紀「和くん。起きないから‥」
涙流しながら話してるからか何を行っているのか全く分からない
和「‥‥潤くんは？」
雅紀「‥‥実は、命は何とか取り留めて生きてるけどもう長くないって持って1日〜2日だって‥」
それを聞いた途端頭の中が真っ白になった。
俺の中で何か大きい穴が開いてしまった
そんな中でも犯人のことが気になった
和「‥‥犯人は？」
雅紀「‥‥捕まったけど‥‥多分‥この事件はなかった事にされると思うだからね。実質正当防衛‥‥」
なんでさ‥‥正当防衛なんだよ。。
雅紀「悔しいよね。俺も悔しい‥‥さっきあいつの父親が口止め料として多額の金を持って来たけど投げ棄ててやった。人の命を金で片付けようとするなんて‥‥金持ちの考えは良く分からない」
そのまままーくんは俺を抱き寄せて泣き続けた
そして俺も悔しくて泣いた
そんな時だった‥‥
智さんが入って来たのは
「和‥‥潤のところ行ってやって？」
そう言われ
潤くんのところに行くと
機会に繋がれて命を繋げている俺の大好きで1番の存在の人が眠っていた。
中には色々機械等があるからと入れなかったけれど
硝子越しに「潤くん。」と何度も呼び続けた。
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櫻井aia(プロフ) - ウオタミ&にのらぶさん» わぁ〜！そう言っていただけるととても嬉しく光栄に思います。ありがとうございます。はい。これからどんどん更新していこうと思っているのでよろしくお願いします(_ _*) (2017年12月21日 19時) (
レス) id: 682a610d3e (このIDを非表示/違反報告)
ウオタミ&にのらぶ - この小説大好きです！更新頑張ってください！待ってます。 (2017年12月21日 19時) (レス) id: 95f4d8affe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻井aia | 作成日時：2016年11月13日 19時
