♯30 ページ33
社長に新曲を手渡され、すぐ…
「……よし、絶好調！このまま最後まで続けようぜ！」
IDOLiSH7のメンバーは振り付けなどの練習に入った。
すぐ間近にまで迫った…駅前での新曲披露に向けて。
「よし…準備OK！海くん、君の方も大丈夫？」
『…あぁ。問題ない。』
そして、その頃…海もまた、HP用の写真撮影や、記載するプロフィールの記入などの仕事を始めていた。
「わかった。じゃあ、ささっと撮っていこうか。海くんのことだから、新曲のレッスン…気になってるだろうしね。」
『頼む。』
新メンバーとして加わったことをいち早くファンに伝え…認知してもらい…
立派なアイドルとなっていくために。
「良いよ！うん、そのまま。流石だね、完璧！」
輝く自分を見たいと夢見て、こんなところまで一緒について来てくれた…
尊の憧れとして、恥ずかしくない自分であるために。
そんな、海の真剣で強い思いが…海の仕事に対する集中力を高め、研ぎ澄ませていく。
それに比例して、クオリティーが上昇していく。
そんな感覚を密かに覚えながら黙々と仕事に打ち込み続けること、数時間。
「OK。海くん、お疲れ様。デビューに向けての撮影とかの仕事はこれで終わりだよ。」
「そろそろお昼にしようか。」
ついに、仕事が全て片付いた。
『…はぁ。』
なんとか上手くいったことに安堵し、海は休憩用にと用意された椅子に座り…ため息をつく。
その表情は珍しくハッキリと不安の色を宿しており…深刻そうで…
自信がない…という様子であった。
「心配しなくても、口にした通り…君は完璧に仕事してたよ。」
そして…それを見た尊が、呆れたように肩をすくめ…肩に手を置きながら言う。
「歌とか踊りとかなら兎も角…こんなモデルみたいな仕事までこのクオリティなんだから、本当に今までアイドルじゃなかったことが不思議で仕方がないね。」
海が、自分の仕事に自信を持てるように…『美』に人一倍厳しい、自分の褒め言葉を。
その言葉が、海の自信になることを確信して。
『…そうか。』
そして、その計算は寸分の狂いもなく的中し…
海は何時ものような落ち着きを取り戻した。
「あれ…？さっき出て行ったのって、陸くんと一織くんじゃないかい？」
『…？見てなかった。』
「そう。でも、その2人であるのには間違いないと思うよ？2人とも、特に陸くんの方なんてのは慌ててるみたいだったね。」
そう思っていたのも束の間…
『っ！…少し様子を見てくる。』
「え！？ちょっ…海くん！？」
次の問題が引き起こされようとしていたけれど。
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月(プロフ) - キャベツの芽さん» はじめまして！コメントありがとうございます！尊くんもちゃんと受け入れられていて、大好きだと言ってもらえる程だと知れて安心しました！本当にありがとうございました！ (2019年5月24日 17時) (
レス) id: f01d23ed14 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツの芽(プロフ) - 初めまして|´-`)ﾁﾗｯ海くんも尊くんも大好きです！！これからも楽しみにしております！！ (2019年5月24日 14時) (レス) id: 270caf8b44 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - Suiさん» コメントありがとうございます！これからも海くんのことを温かい目で見守ってくださればと思います。 (2019年3月26日 23時) (レス) id: f01d23ed14 (このIDを非表示/違反報告)
Sui - 続きがすっごい気になります!更新頑張って下さい！ (2019年3月26日 21時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
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