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At that time7-8* ページ1

「……葛原沙月さん…行方不明のまま帰って来ないみたいだね…」







少女の言葉に、もう一人の少女が返答した。







「教員たちには箝口令(かんこうれい)が敷かれてる。生徒たちを不安がらせないようにって」


「何でそんな……余計不安になるじゃない」








不安になる気持ちは分かる。
だが、これもサイコパスを曇らせないためだ。
それが桜霜学園の売りなのだから。





それに保護者相手の体面だってある。








「やだ……怖いよ」


「怖い噂だけならもっとあるよ?昔この学校にいた先生と生徒の一人に実は殺人の嫌疑が掛かってる……とか」


「やめてよ……食欲なくなっちゃう…」








そう話していた刹那、食堂が騒がしくなる。
食堂にいる生徒の視線を釘付けにしているのは三人の女子生徒。






正確には、真ん中の女子生徒が釘付けにしている。








「……王陵璃華子って何であんなに人気あるのかな…」


「美人だし頭も凄く良い…理由はハッキリしてるじゃない」







当然だと豪語する友人に
女子生徒は怯えたようにうつむいた。








「私……あの人ちょっと怖いんだよね」


「どうして?」


「目がね……時々虚ろなんだ。ここじゃない別次元を見ているような目をする」








本人に聞こえないように声を潜める。
しかし、その当の本人に声をかけられてしまった。








「川原崎加賀美さん、霜月美佳さん」


「こ、こんにちは」


「……どうも」








緊張を見せる加賀美に対し、美佳は嫌悪感丸出しで言葉を返した。

At that time7-9*→



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作者名:Mermaid | 作成日時:2017年7月28日 21時

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