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8!! ページ9

沖田side




事件があってからこのあたりは人がいないらしく、こいつは俺が見張ってるのをいいことに俺の近くで気持ちよさそうに体をぷかぷか浮かせて空を見上げている



水面からでる胸は改めてみると意外とあるし、腹もいい感じにくびれてる。
その下は未知だ。魚のようなヒレをしているが気持ち悪さはなく、逆に月に当たって綺麗だ。


沖「そのヒレ、刀さしたらどうなんの?」



『物騒なこと言うのやめてもらっていいですか』


その中身が気になるんでィ。


沖「そういやお前、海の中で視力はどうなんてんでィ」


『もちろん綺麗に見えますよ?当たり前じゃないですか。
だから、あの爆破のあと、沈んでいく菊一文字が見えたんです』




そういや、この菊一文字、こいつがいなけりゃ今頃海底に沈んで錆びて終わってただろう。
俺はこの刀を気に入っているし、変えるつもりはない。

もし沈んで戻ってこなかったら、似合わず落ち込んでいただろう



『そうだ、隊長も泳ぎませんか?』


沖「は?
っちょ、お前!!!」


突然腕を引っ張られ、油断していた俺は海に落下。

隊服が一気に冷たい海水を吸収し、思わずAの首に腕を回した




沖「おい!この隊服重いの知ってんだろィ!刀も持ってっし泳げる奴でも普通に沈むわ!」



『あはは!隊長ビッショビショ!ずっと向こうまで行きましょうよ!』




沖「は!?」


腕を引っ張られ、岸からだいぶ遠いところまで連れて行かれている。

海の中じゃ、俺よりこいつが優位だ。ここで何かすれば沈められること間違いない。




沖「覚えてろよお前」


『へへ、気持ちいでしょ?』



沖「いうほど気持ちよくねぇよ。隊服着てっから」


とりあえず菊一文字が離れないように押さえつけながら、されるがままになる。




船も通ってなく、静かで、月明かりだけが俺たちを照らしている



こういった経験もたまにはいいかもしれねぇな




『久しぶりです、こうやって誰かと一緒に泳いだの』


沖「俺は引っ張られてるだけだけどねィ」



『それでもいいんです。隣に誰かいる状態で海に入れてよかったです』




こいつ、やっぱり色々抱えてんだろうな。


俺はこいつの気分転換に付き合わされたってところかねィ





沖「おい、ここらへん深さどれくらい?」


『うーん。どうだろ。50mくらいですかね』




沖「・・・・お前、絶対離すなよ?」


『フリですか?』


沖「ちげぇ!離したらマジで殺す!!」

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苺みるくラテ(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2023年2月2日 2時) (レス) id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - はじめまして!更新されるの待ってます(><) (2022年8月16日 8時) (レス) @page26 id: a5d39e3f52 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きたのしみにしています。頑張ってください。 (2022年4月15日 1時) (レス) @page26 id: 3e72938c35 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんにちは⭐︎また更新されるのを楽しみに待ってます (2022年1月18日 13時) (レス) @page26 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんばんは⭐︎また更新されるのを楽しみにしてます♪ (2022年1月12日 17時) (レス) id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エレーナ | 作成日時:2018年9月18日 23時

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