美少女はリクオの幼馴染み 弐

４９話 ページ6

旧鼠「仕事の時間だぜ？」


グィッ


『イヤッ！離して･･･ッ！』


夜リクオ「ッ！？てめぇ、Aに何しやがる！！」


旧鼠「おっと！動くなよ？動いたら、このオレの爪が

　 こいつの喉を切る」


夜リクオ「チッ！A！！」


『何･･･するの･･･？』


旧鼠「お前の･････････




　 血をもらう」


ブチッ


『嫌ああぁぁああっ！！』


旧鼠「痛いか？痛いよなぁ！！オレの牙が、お前の首に刺さってるもんなぁ！！
　 肉が千切れて痛いよなぁ！！もっと叫べ！！もっとオレを畏れろ！！
　 お前の畏と妖気で、オレは最強になる！！！！」


『ッ〜〜〜〜〜！！』


夜リクオ「A！！」


ドサッ


旧鼠「いいねぇ･･･畏が増幅する･･･
　 今のオレには、お前なんか敵じゃねぇんだよ三代目！！」


キギャ〜〜〜――――


夜リクオ「(A･･･待ってろ、すぐに助ける)
　 おいつめられて牙を出したか


　 だが、たいした牙じゃあないようだ」フッ


ゴォッ


旧鼠「！？」


パチッ


ゴォォォォ


旧鼠「ガッ･･･」


夜リクオ「てめぇらが向けた牙の先」


ゴオォォ


夜リクオ「本当に･･･闇の王んなりてぇなら、歯牙にかけちゃならねぇ奴らだよ」


ゴォオォォ


夜リクオ「おめぇらは･･･オレの"下"にいる資格もねぇ


　 〜奥義 明鏡止水 "桜"〜」


ゴォォォ


旧鼠「な･･･なんじゃこりゃー！！」


夜リクオ「その波紋鳴りやむまで

　 全てを･･･燃やし続けるぞ」


ドガァアアア


夜リクオ「夜明けと共に塵となれ」


ゴォォォォォ


？「･･･ふん。相変わらず、ぬるい」シュボ･･･


？「破門された妖怪を使うのはよかったがのう
　 死んで足がつかんですんだ。なぁ？









　 牛鬼」


牛鬼「･････････」


コオォォォ


チュンチュン


ニャー、ニャ


ゆら「･････････」


ゆらー「ま･･･待ってぇ。お前が妖怪の主か！！
　 お前を倒しに来たんや！！次に会うときは、絶対･･･倒す！！」ー


夜リクオー「(フッ)せいぜい気をつけて帰れ。首無･･･お前、女に甘いな」ー


ゆら「(まだ･･･修行が･･･たらん。助けられたとは思わへんからな！


　 にしても水無月さん･･･あいつらが治療するって言っとったけど･･･大丈夫やろか･･････)」

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