美少女はリクオの幼馴染み 弐

７４話 ページ31

「先輩イケメン過ぎんだろ･･･」




「ありゃオレ達じゃ勝てねぇよ･･････」




「それでも学校の高嶺の花には届かないのか〜」




「一年生なのに、この学校1の美少女だもんな――――――――――」




「優しくて、綺麗で、礼儀正しくて、勉強もスポーツもできる
　芸能事務所からのスカウトもスゲーし･･･」




「でも･･････何だっけあれ･･･････････････あんな可愛いのに」




ワイワイ
ガヤガヤ




「すげー変な、クラブ活動やってるらしいぞ〜〜〜〜

　水無月Aの方は、強制的に入らされたみたいだけど」




「変な･･･？


　てか、強制的って危ないだろ
　水無月Aファンクラブが黙っちゃいねぇよ」




「ああ･･･全校男子全員、一部の水無月信者の女子、それと教師で作られているファンクラブ･･･

　ただ、今回は水無月Aが、ファンクラブを止めたらしいぞ
　"大丈夫だから何もしないで"ってな」




「学校1の美少女は、心まで優しいのか･････････」




『リクオ君、氷麗』




リクオ「あ、Aちゃん！！もう帰るの？」




『今日は、家でやることあるの』




リクオ「そうなんだ！また明日ね！！」




氷麗「A！明日一緒に帰りましょう！！」




『わかった、また明日ね』ニコッ




スタスタ




『(教室に荷物取りに行かなきゃ･･･)』




ガラッ




カナ「ふぅ―――――――――･･･」ガサゴソ




『あれ？カナちゃん、もう帰るの？』




カナ「Aちゃん･･･ちょっと今日は寝不足で･･････」




『･･････カナちゃん、一緒に帰らない？
　今日は私も帰るから･･････どうかな･･････？』





「うん･･･(うつら･･･うつら･･･)

　(そーいや、私が怖がりになったのって
　 あの･･･夢のせい･･･だったような･･･)グゥ･･･」




『･･･寝ちゃった･････････
　私も、少し寝ようかな･･････』




スウ･･･




？ー「カナちゃん･･･可奈ちゃん･･･きみはまだ6つか

　 じゃあ大きくなったら遊んでね
　 13歳になったら、Aちゃんも一緒に迎えにくるよ」ー




？ー「Aちゃんは･･･お誕生日には近づけないから･･･
　 カナちゃんと一緒に遊ぼうね･･･」ー




カナ『「！！/ッ･･･！？」』ガバッ




シーン

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