国立三つ葉異能力学園！！

#18『一緒に闘うよ！！』 ページ21

「私も一緒に闘うよ！！」

「ありがとう。」

2人VS2人
…敵は姿を消す異能力と水を操る異能力。
こっちは、予知、予測と想像(創造)である。

即攻撃ができないこっちは少し不利…か

「行くよ！」

「うん！！」

茶髪の奴が水を出してゼリー状に固め、咲夜ちゃんの手を縛りつけようとする。咲夜ちゃんは即座に盾を創り、防ぐ。

僕は、黒髪の奴を見つけるために、部屋全体を視る。
…視えた!
背後から、頭に向かって横蹴りをいれてきた。僕はそれを避け、その力を使い右足を敵の腹部に蹴り込む。
壁まで飛ばされた敵は、呻き声を出したが、すぐに体制を立て直し、攻撃しとこようとする。

「…つまんなくなった。」

僕は、ニコッと笑う。

敵に馬乗りになり、ナイフで胸を刺す。
幾ら小型でも、ナイフはナイフ。相当の力で推せば、ナイフは貫通する。


「…あ゛っｸﾞｧ!!…」


敵は、泡の様に消えた。


「…玩具にしたかったのに。やっぱ、現実の方が好きだねぇ〜」


「…さて、咲夜ちゃんの方は、どうなってるかなぁ？」

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