story4. ページ4
◇
今日も朝から学校へ。
私は、朝ごはんも食べずにカバンだけ持って来ていた。今日は、さとみ先生のことが好きだという子も来るらしい。
それは、負けるわけにはいかない。
靴箱をくぐる。
2階まで駆け上り、国語科の準備室の前についた。私が扉に手をかける。鍵が掛かっているのか、開く様子を見せない。
『さとみ先…』
???「んっ…」
???「…ちょ、ちょっと。さとみ先生。やめてくださいっ!」
中から声が聞こえる。
出かかっていた言葉を飲み込む。
『…えっと……?』
しばらく困惑していると、鍵が開く音がした。咄嗟に隣にあった教室に入る。
すると、バタバタと、足音が遠ざかっていく。
『…な、なに…?あれ。』
…もしかしたら、その子とさとみ先生は──。
さとみ「おーい。」
『えっ…!?なんで…?』
さとみ「声が聞こえたんだよ。Aの。」
しゃがみこむ私に、手を差し伸べる先生。
一瞬、手を握ろうとしたところで思いとどまった。
…この手で、、、
『…大丈夫。ありがとう。』
私は、一人で立ち上がる。
それを見たさとみ先生は、少し不服そうな顔をしたまま言った。
さとみ「そ。じゃ、移動するか。」
◇
348人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まき - 更新お疲れ様です!青くん…そして桃くんはそんな幸せなことを青くんに…🤦🏻♀️ 推しを愛でる日々ですよね( (2023年1月11日 22時) (レス) @page50 id: 1ffb1529af (このIDを非表示/違反報告)
ぽむさま。(プロフ) - まきさん» この黄くんは桃くんに冷たいですね笑🫣 それは大変ですね、推しを愛でましょうか笑 (2023年1月10日 17時) (レス) id: e3d1979fd3 (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です!黄くんの「顔と声だけはいい」発言で思わず(笑)これからどうなるのか…! 周りに好きになれる人がいないんですけどね(笑) (2023年1月9日 22時) (レス) @page49 id: a38ae76ee4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむさま。(プロフ) - まきさん» まきさん流石です…!ぶっ飛ばしましょう!!恋って良いですよね(?) (2023年1月9日 15時) (レス) id: e3d1979fd3 (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です!気に入らないって言った女子飛ばしてきますね(こら こういう風に恋ができて羨まですよね… (2023年1月8日 23時) (レス) @page48 id: e9c3f819a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ