航海日誌31 ページ32
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｢まずは武器を買いに行こうか｣
『ぶき！』
｢いやいや！Aには早いだろう！？レイリーさん！｣
フードをしっかりと被らせたAを間にして、レイリーとシャンクスの三人は外を歩いていた。
背の高い二人に挟まれたAは、元々小さいのに更に小さく見える。
そよ風の小さな手で、二人の手を握ってスキップしているものだから、すれ違う街の人たちは、微笑ましそうにその光景を見ていた。
｢なに、気にする事はないさ！良い店を知ってる｣
｢そういう問題じゃなくて、だ！さすがにAは持てないだろ！｣
わははは！と笑ってシャンクスを全く相手にしないレイリー
どれほどシャンクスが実力者で常識人であれ、レイリーほどの自由人には敵わなかった。
結局、引き止めるシャンクスの抵抗も虚しく、A自身がノリノリなことも相まって、三人は店の前に着いていた。
｢ここだ｣
｢…ここって…｣
三人はシャボンディ諸島にある、ショッピングモールの中のさらに中
おもちゃ屋さんの前にいた。
何かの間違いだと思うシャンクスを他所に、レイリーは躊躇いもなくAの手を引いて店の中へと入っていった。
｢A、好きなものを選ぶといい！手に馴染むものが一番だからな｣
きゃっきゃと楽しそうにあっちこっち見て回るA
それを見たシャンクスは本当に首を傾げた。
｢なんでまた“水鉄砲”なんだ？練習用か？｣
そう、Aが選んでいたのは水鉄砲
比較的年中温暖な気候のシャボンディでは、水遊びをする子供も多いため、たくさんの種類の水鉄砲が売っている。
｢ウミウミの実には世界が欲しがる能力がある。それが…“海を海楼石に変える力”だ｣
｢海楼石に！？｣
海と同じエネルギーを発する海楼石
海自体を操れるAにとって、海楼石は海と同じなのだ。
｢もちろんその逆も然り｣
Aは海水を海楼石に変え、また、海楼石を海水へと戻すことが出来る。
世界でも稀有で、貴重な海楼石
ダイヤモンドと同等の硬度を持ち、耐熱性も非常に優れていて破壊は困難。
加工ですら、ワノ国の一部職人と、世界政府の一部にしか出来ないという物。
それを、自在に形を変えて作れてしまうAの能力は、世界でも喉から手が出るほど欲しい輩がうじゃうじゃ溢れるほどだ。
｢水鉄砲ならAにも扱えて、能力も活かせる。それに、相手の油断を誘えるだろ？一石三鳥だ！｣
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ギザラス(プロフ) - テスト頑張って そして無事戻ってきてください (2020年7月2日 0時) (
レス) id: 1fe190bcff (このIDを非表示/違反報告)
果耶(プロフ) - テスト頑張っください！ (2020年7月1日 21時) (レス) id: ca4e14c205 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - オリ主ちゃんが可愛くて最高です(笑) 更新大変だとは思いますが、無理せずに頑張ってください。応援してます！！ (2020年6月30日 20時) (レス) id: 151caa4874 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - あの、私と一緒に合作しませんか？ (2020年6月15日 20時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
ろりお(プロフ) - コクマさん» めちゃくちゃ嬉しい褒め言葉！！頑張ります〜！ (2020年6月15日 20時) (レス) id: 38c94b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白米 | 作成日時：2020年4月2日 0時
