航海日誌29 ページ30
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『……むぅ…ん…？』
｢あら、起きちゃった？｣
シャッキー��S BARの2階の部屋
そこのベッドでAは目を覚ました。
『…おねえさん、だれ？』
眠たげな目を擦りつつ、Aは横に寝転ぶ女の人に聞いた。
｢私はシャクヤク…まぁ、シャッキーって呼んで。あなたのお父さん…アスタの顔見知り、かしら？｣
『しゃっきー。ぱぱとレイリーは？』
のそのそと起き上がって、周りを見渡してシャッキー以外に誰もいないことに気づくと、Aはあからさまに眉を垂らした。
｢パパ？…アスタのこと？レイリーならもうすぐ戻ってくると思うけどね。アスタは…｣
｢Aの言うパパは、シャンクスのことだよシャッキー。｣
｢あら、レイさん。おかえりなさい。それよりどういうこと？Aちゃん、お父さんのこと…忘れちゃったの？｣
シャッキーの質問に、レイリーも気になっていたのかAの返事を黙って待った。
『…ぱぱ、忘れないよ！ままも覚えてる！』
｢じゃあ…『でもっ…、でも、もうｯ…あえないんでしょ？』…知ってたんだな、A｣
Aの実の父親と母親
アスタとシロノは、海軍本部に捕まってから、自害している。
政府は、処刑を行う前に自害されたことは不名誉、信頼に関わるとし、一切公表しなかった。
それ故に、Aが知ることもないはずなのだ。
だが、Aは分かっていた。
親子だからなのか、それとも、能力が遺伝されたからか
どちらにせよ、Aにとっては辛い事実に変わりはない。
『…だけど…しゃんくすが助けてくれた時、ぱぱが迎えにきてくれたんだって、思った』
違ったけど
そう付け足して、にへへ、と泣きそうな顔をしながらもAは笑った。
｢悲しいか？｣
『…かなしいけど、泣かない。泣いちゃ、だめなの』
幼いながらに、自分がもつ力をきちんと理解しているA
今にも涙はこぼれそうなのに、Aは笑うのだった。
｢…あーもう！Aちゃん可愛い〜うちの子にならない？｣
『しゃっきーもれいりーも好きだけどねー、ぱぱと一緒にいたい！』
この夜、レイリーとシャッキーはAの可愛さに胸をうたれたという。
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ギザラス(プロフ) - テスト頑張って そして無事戻ってきてください (2020年7月2日 0時) (
レス) id: 1fe190bcff (このIDを非表示/違反報告)
果耶(プロフ) - テスト頑張っください！ (2020年7月1日 21時) (レス) id: ca4e14c205 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - オリ主ちゃんが可愛くて最高です(笑) 更新大変だとは思いますが、無理せずに頑張ってください。応援してます！！ (2020年6月30日 20時) (レス) id: 151caa4874 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - あの、私と一緒に合作しませんか？ (2020年6月15日 20時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
ろりお(プロフ) - コクマさん» めちゃくちゃ嬉しい褒め言葉！！頑張ります〜！ (2020年6月15日 20時) (レス) id: 38c94b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白米 | 作成日時：2020年4月2日 0時
