カフェラテ67杯目 ページ29
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足を踏み入れると、それは豪華な部屋で。
上品で、明らかに質の高そうなカーペットやら
デスクやらで、一瞬見ほれてしまった。
「英智！どこに行って____誰だ？」
「え、英智さま…他科の女子、いれたの？」
「生徒会長が何してるんすか！」
「会長様…生徒の模範たる長がそのようなことをするのはいただけませんね。あと坊っちゃまの教育にも悪いです」
それぞれ仕事をしていたかに思われる4人の美少年が驚きの表情を浮かべる。
くっそ、なんなんだここは。
目の保養すぎて逆に怖い。
「まさか、僕がそんなことするわけないだろう？」
そう穏やかに微笑んだ天祥院さん。
「信用できん」
「会長様は変なところで茶目っ気があるので」
「自分がしてきたこと見直してから言って下さいよ…」
「ちょっとお前たち〜！英智さまを侮辱しないで！」
ピンク髮のめちゃくそかわゆい男の子以外、
一刀両断の答え。
生徒会長なのに、この信用の無さ。
「ひどいな…。彼女はね、文化祭の実行委員でアイドル科と連携を取るために来たのだけど」
ちら、と私を見やる天祥院さん。
あっ、自分で言えってことですね、はい。
「えっとお恥ずかしながら、要件を聞くのを忘れて…」
へへ、と笑うと天祥院さんがというわけなんだ、と苦笑した。
てへぺろ(真顔)
「とんだドジ子だね〜？」
はん、と馬鹿にするような口調でかわゆい子に
言われて何かに目覚めてしまいそうだ。
「…私を罵倒しないで」
「はぁ？」
初対面の女子にそう言うこと言うなよ、と
赤髪の正統派イケメンが呆れたように言う。
一方私は、胸を抑えた。
「これ以上罵倒されたら…なんかに目覚めそう…！」
「坊っちゃま逃げてくださいまし」
「おい英智なんてやつ連れてきたんだ」
「中々面白い子だろう？」
「いや笑えませんから」
えっ、思ったこと言ったら引かれた。
かなしきかな。
「それにこの子、逆先夏目くんの彼女なんだ」
天祥院さんが笑顔でそういった瞬間、
部屋が凍りついたように静かになった。
そして、全員で一言。
「…………は？」
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コフウ - すごく面白かったです！クラスメイトや夏目くんとの会話に、クスッと笑ってしまいました笑笑これからも頑張って下さい！！ (2020年5月20日 15時) (
レス) id: 16a5bce890 (このIDを非表示/違反報告)
あるみかん(プロフ) - すいさん» ありがとうございます！この2人は私の好みどストライクでして、私も好きです笑 ケンカップルといいますか、軽口を叩きあえる恋人っていいですよね。ご愛読ありがとうございました。 (2019年11月28日 6時) (レス) id: 3df0130dff (このIDを非表示/違反報告)
すい - ありがとうございました好きです。夏目と彼女ちゃんの天邪鬼カップル最高すぎます (2019年11月26日 4時) (レス) id: 3f76f8d206 (このIDを非表示/違反報告)
あるみかん(プロフ) - 音琥さん» ええとじゃあ、私のボードに来ていただけますか？そこで感想言いますね！ (2019年9月28日 17時) (レス) id: 3df0130dff (このIDを非表示/違反報告)
音琥(プロフ) - あるみかんさん» いいんですか!? 僕は感想を貰えると嬉しいので大丈夫です〜、あんまり自信がなくて･･･（） (2019年9月28日 7時) (レス) id: 678f16f62e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるみかん x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=48be83eaada675e79ed496ea5cdf8f4f...
作成日時：2017年10月6日 23時
