ひよこ #42 ページ44
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ばっちーん!!
「 いっ...!? 」
どさ、と泉くんが倒れ込んだ。
右頬を抑えながら。
さ、流石にアイドルの顔はまずかったかな。
でも、他に打つところなかったし。
まだ熱の冷めない頬と、初めての感触を感じながら立ち上がる。
「 あ、あんた...見かけによらず凶暴... 」
凶暴?
正当防衛と言って欲しい。
いや、それよりも。
「 こ、これに懲りたら、もう二度とあんな事しないで! 」
「 ...感じてたくせに 」
ボソ、と呟いた泉くんの言葉に、
冷めかけていた熱が再び帯びてくる。
誰のせいだと思って...!
「 ...もう先行くから! 」
「 ちょ、ま...! 」
泉くんの声を無視して進んでいくと、
私たちを待っていたのであろう、4人の姿が。
「 あ、来ましたよ...ってAちゃんだけですか? 」
不機嫌にやってきた私に、青葉くんはちょっと
驚いたようで。
他の3人も「?」マークを浮かべていたが、
姿を現した泉くんを見て、顔をひきつらせる。
「 せ、セナ...どうしたんだそれ... 」
あの月永くんでさえも、少し引き気味に
している。
泉くんの右頬に、真っ赤は紅葉みたいな形の
て跡が付いていたから。
「 ......? 」
どうしたの、とでも言いたげになずなが
私を見た。
少しむすっとしながら私は答えた。
「 ...泉くんが悪い 」
続いて泉くんが口を開いた。
「 ちょっとからかっただけでしょぉ?
男の免疫なさすぎ 」
「 だ、だからって破廉恥だよ...!! 」
私の“破廉恥”、という言葉に何を思ったのか、
全員が泉くんに冷ややかな視線を送った。
「 泉さん... 」
「 セナ、それはない... 」
「 瀬名くん、やっていいことと悪いことが
ありますよ 」
「 ...... 」
「ちょっとぉ、変な勘違いしないでよねぇ! 」
「 勘違いじゃないでしょ! 」
実際にあったことを泉くんが暴露して、
ますます引かれていたのは言うまでもない。
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あるみかん(プロフ) - 優樹菜さん» うわああああ!申し訳ございません、前回他の方にも注意して頂いていたのに…すぐに紅郎に修正いたします! (2017年11月26日 20時) (レス) id: 3df0130dff (このIDを非表示/違反報告)
優樹菜 - #30話で気づいたのですが、鬼龍のしたの名前は、九郎ではなく、紅朗ですよ!(たしか)これからも更新楽しみにしてます! (2017年11月26日 8時) (レス) id: 662403215f (このIDを非表示/違反報告)
あるみかん(プロフ) - p−−さん» ありがとうございます!楽しんでいただけてとても嬉しいです!頑張って更新するので、待っててくれると嬉しいです! (2017年11月23日 21時) (レス) id: 3df0130dff (このIDを非表示/違反報告)
たまたま(プロフ) - 初コメ失礼します!とっっっっても面白い!です!笑一気に読んじゃいましたwもう、続きが楽しみすぎてヤバいです!これからも更新頑張ってください*\(^o^)/* (2017年11月23日 20時) (レス) id: 0907e86698 (このIDを非表示/違反報告)
p−−(プロフ) - ですね! (2017年11月6日 21時) (レス) id: 3280412425 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*かるぴす* | 作成日時:2017年8月24日 11時