速報！プロデュース科の問題児が全力疾走中！７

問題児の自己満足 ページ18

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＿初めは、プロデュース科になんて興味なくて、アイドルとかそれなりに知ってたけど、そんなに興味なかった。

ただただ、今を刺激的に過ごしてた。




そのあと、ちょっとはっちゃけちゃってプロデュース科としてアイドル科に放り込まれて。

普通科のときと同じように、ここでも私のやりたいことをやりまくろうって、その時はそれだけしか考えてなかった。



_____でも。




そこで【Tricstar】のみんなに出会った。

専属プロデューサーとかよくわかんなくて、とりあえずすぐそこにいた真緒のユニットに入る！ってなったんだよね。




それから、専属プロデューサーの試験があって。
初めて、私がアイドルになった瞬間だった。


そして___



ホッケーの本音を、聞いた。



ほぼ初対面のホッケーだったけど、あまり感情が顔に出ない人なんだなっていうのはわかった。

そんな人が、苦しそうな、抗えないなにかに必死で抗うような、そんな顔をしていたから。


力になりたいって、思った。




適当に入ったユニットだけど、私はどんどんトリスタのみんなが大好きになっていった。

夢のために頑張ることを知った。



トリスタだけじゃない、【knights】や【fine】、【Ra*bits】や【紅月】、【流星隊】に【UNDEAD】、【2wink】、【Swich】、【Valkyrie】、それに【MaM】も。

みんなにたくさんのものをもらった。



そのたくさんのものを、少しでもいいからみんなに返したくて。

【SDP】で優勝すれば、みんな喜んでくれるかな、なんて勝手な自己満足で挑んだけど。





_____ああ、良かった。







みんな、笑顔だ。








『__SDP世界王者は、羽宮Aだ〜〜!!!』








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