速報！プロデュース科の問題児が全力疾走中！５

問題児はひさびさ ページ29

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「んー、どこ行こっかなぁ」




羽宮Aだ、と興奮したように言う女の子たちに手を振りながら考える。




「誰かに、夏目んから貰った薬使いたいなー…」




食べ物にかけろ、って言ってたよね。

んーー？





そのとき。




「Aー！！」



後ろから大声で呼ばれて、振り向く前に
誰かと衝突して、そのまま倒れる。





「え、あ、だれ！？」



突然のことにびっくりして、顔だけひねって
見ると、レオが私に乗っていた。




「うおあ！久しぶり！」

「うっちゅ〜！！会いたかったぞ！」




馬乗りになられた状態で挨拶を交わす。

ぐえ、苦しい。





「A！聞いてないぞ！」

「え？なにが？」




むすっ、としたレオが馬乗りのまま続ける。





「彼氏できたのか！？」

「いまさら！？」




ものすっごい今更すぎて驚いたよ！

今、速プロ５だよ？どんだけ気づくの遅いの！






「みんな知っててっ、俺だけ知らなくて〜！
Aに会おうと思ったら、なぜか迷って
会えなくて！」


「うおう…」





それは災難だったねえ、と他人事みたいに
かえす。






「A〜、今までどこ行ってたんだよ！」



むうぅ、と小さい子供のように頰を膨らませるレオ。

ぐっ、かわいい。





「いや普通に学院いたけど！」

「でも見つけらんなかった！」

「2のB来れば良かったじゃん！」

「あ、確かに」

「おい」







思わずツッコんでしまった。


ほんと相変わらずだね！！






「あ、ねえレオ、今暇してる？」

「？ おう！」

「じゃあさ…」





きょとん、とするレオにふひひ、といやな笑顔で笑う。









「一緒にイタズラ、しない？」









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あいらぶゆー!!【マドモアゼル】




新作作りましたごめんなさい！

みてくださいお願いします(土下座)

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