とある術師はヨコハマで( 2 )【呪術廻戦】【文スト】 (ページ10)

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ピコンピコンと鳴り続ける携帯を無視し歩き続ける

行先は勿論本部。
言わば直談判というところだ。

まぁそんな軽いものではないけど

歩いている最中、五条先生の言葉が脳によぎる

＿＿＿

「仮に上層部を殺したとしても、首がすぐ変わるだけで変革は起きないし、そのやり方では誰もついてこない。だから教育者として強く聡い仲間を育てることで呪術界をリセットする。」

五条先生はこう言った

たが、私としては無駄に考えすぎだと思う。

私達は別に上層部を殺したって、五条先生を蔑み罵倒を浴びせることなどしない。何故なら間違ったことをしていないからだ

上層部など、
私達呪術師に命令しているだけの腐ったミカン

生きている価値などない。

なら殺せばいいのだ
四肢をもぎ、悲痛な叫びをあげた時にとどめを刺す

そうすれば呪術師は解放される

また同じ様な人が上層部についたとしても、
殺せばいい。何度も、何度でも

「おっ、おい！！！
本部に何の用だッ！要件次第ではお前を殺＿＿＿」

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『……こんな雑魚が見張りなんて、
、、余程呪術界は人手不足なんですね』

＊＊＊＊＊

床には、赤黒くドロッとした血が散らばっている

その血の正体は

＿＿＿＿＿＿＿＿＿上層部

転がっているのは物ではなく、
胴体と頭部が綺麗に分かれた死体だ

そんな中に、1人立つ呪術師

名は、皇 A

『＿＿＿＿＿』

Aの呟きは、誰にも届くことなく
暗闇へ吸い込まれてしまった

・・・- - -・・・

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