Windflower～ダイヤのA～ (ページ46)

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45話ページ46

亮介「思うようなプレーが出来なかったから」

A「後輩に任せてもいいって決断が出来る亮ちゃんはすごいと思う

倉持君や春ちゃんが憧れるの分かるなぁ～

こんな先輩がいたらそりゃ憧れちゃうよ」

女の子達がキャーキャー言うのも分かる

亮介「後輩にそう思ってもらえる選手になれて良かった

甲子園に行けなかったのは悔しいけど、アイツらになら俺達の夢、託してもいいかなって思う

そろそろか、、、きて」

A「え？」

そう言って連れてこられたのは

A「食堂？」

この時間は練習終わりでミューティングが終わるか終わんないか

亮介「入って」

A「え？」

亮介「いいから」

中に入ると

拍手が鳴り響く

え？なにごと？

なんの拍手？

美海ちゃんもいる

亮介「野球部から、手伝いに来てくれた2人にちょっとしたお礼」

よくよく見たら監督、部長、高島先生、マネージャー's、全部員、みんないた

亮介「ここ、座っわて」

1番前に椅子が2つ

そこに私と美海ちゃんが座って皆を見渡せる感じになった

亮ちゃんも3年生のところに戻っちゃったし

恥ずかしい

監督から感謝の言葉を貰って

私と美海ちゃんも一言づつコメントをした

A「えっと、お疲れ様でした。
こんな声ですみません

皆本当にかっこよかったです(ニコッ
短い間だったけどマネージャーのお手伝いが出来て良かったです

練習を見てたからこその感動も沢山あったし

野球部と仲良くなれたのもいい思い出です

貴重な体験をさせて頂きました、ありがとうございます

これからも影ながら応援させていただきます！」

パチパチパチ

監督「これは俺ら3人から感謝の気持ちだ
受け取ってくれ」

可愛い花束を貰った

A･美羽「ありがとうございます」

嬉しい

それから学年ごとに1つずつプレゼントを貰った

貰う間涙が止まらなかった

1年生からは色紙

2年生からは私達も含め皆が写ってる写真と写真立て
写真の裏側にはコメントが書いてあった

3年生からはアルバム
これにもコメントが書いてあった

部員から写真一緒にって言われたのはこのためだったんだ

マネージャー'sからはみんなでお揃いのハンカチ

少しの間しか手伝ってないのにこんなに大事にしてくれて

本当に嬉しい

私も頑張らないと

亮介「お前泣きすぎ」

A「うるさい」