貴様、何を考えている？ ページ44
「・・・・・あのさー」
「何。まさかまたアイドル科から何か！？」
「何もないけど。ちょっとお伺いしたいことがあるんですよねー」
「なんだ言ってみろ」
放課後、わりと教室にいる人も少なくなった時間。
私と理穂は、特に理由もなく、なんとなくまだ残って話をしてた。
「もし私がアイドル科の誰かに声かけられて、それを完全スルーしたらどう思う？」
そう聞いて理穂の顔を見ると、理穂は『何言ってんの？』と言わんばかりの顔で口を開く。
「普通にイラつくけど。先輩たちはキーキー言うだろうね、まあ何て失礼な態度！みたいな？」
「えええ、マジか。かといって話はじめてもアウトなんでしょ」
「OK介錯、レッツ切腹」
「やめろよ切腹とか・・今はそんな戦乱の時代じゃないのよ・・・」
「そうやって平和だ平和だ言ってるうちが危ないんだよ！！」
「えっいきなり何！？」
「それはいいとして。何だってそんなこと聞くんだい」
「いやー、遭遇したときどういう対応をとるのがベストなのかと思ってね」
「・・・正直どうしようもないと思うけど。先輩たち、Aが何かしたってだけでイラついてる。そして私も最近すごくイラついている」
「え、こっわ」
「おとなしくしてんのが一番だってば」
「うーん・・とは言え、私からあっちに接触することなんてないし」
「私知らねー」
「もーお前ひどいわマジで。私の前では鬼だし、先輩の前では赤べこだし・・この差！！」
「赤べこて」
てとーん。
私のスマホから、本日何度目かの通知音。
嫌な予感。
画面を見ると、
『校門で待ってるなー』
・・・月永、レオから。
思わずガタッと立ち上がる。そして電話。
『なんだよわざわざ電話なんて』
「なんだよじゃないよね、朝の話きいてた！？」
『きいてたきいてた。ファンがやばいんだろ？大丈夫だって！おれのこと知ってるやつなんて』
「いまくるよ！？アイドル科ファンはほとんど全員知ってるよ！？」
『おおっ、マジか。すごいなおれ』
「うん分かったらさっさと1人で帰れ」
『えー、昔は一緒に帰ってたじゃん』
「いいからとにかくさっさと帰れ」
『へいへい』
ツー、ツー・・・
切られた。ほんとに分かってるんだろうか。
「今の電話、誰と？」
「・・・教えられん」
ヒトチガイジャナイデショウカ！？→←※実際ぶつんなんて音しません
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月野(プロフ) - クリスティ38さん» コメントありがとうございます！そうなのですよね、自覚しています。これ書いたのが4年くらい前なのですが、今見返すと相当酷いなと思います(笑)そのうち消すか色々削って修正しようかと思っていたところでした！参考になります、ありがとうございました！ (2020年1月2日 13時) (
レス) id: 7024b5686c (このIDを非表示/違反報告)
クリスティ38(プロフ) - なんか全然あんスタ読んでると感じない。ちょっとオリキャラふざけすぎでしゃばりすぎなのでは？ (2019年12月31日 19時) (レス) id: eb0de2c665 (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - 最中さん» ありがとうございます！面白いなんてそんな(/ω＼*)近いうちに(もしかしたら明日かもですが)続編移行しますね！ (2015年12月1日 19時) (レス) id: b63c82707d (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - 霧川あるとさん» ありがとうございます！いや、来年ってのは間違いで、受験は再来年です(^p^)かなり先ですwので近いうちに続編いきます！ (2015年12月1日 19時) (レス) id: b63c82707d (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - めおんさん» ありがとうございます！そうですね、近いうちに移行しますね！ (2015年12月1日 19時) (レス) id: b63c82707d (このIDを非表示/違反報告)
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