part 24 ページ27
全てを思い出した瞬間に頭が真っ白になって
目の前が再度強く歪んだ.
・
林「Aちゃん!」
・
肌を這う.舌.の感触.
二人の間に漏れる.吐息
触れる度に熱くなる肌.
・
A「っぅ―...ちがっ...うぇ...っ」
・
小さい子供の様に林檎ちゃんを抱きしめ泣きじゃくる.
超えてはいけない一線を越えた.
決して混ざり合ってはいけない立場なのに.
・
唯一の救いは
最後までその行為を行っていない事.
・
林「Aちゃん...顔、ぐしゃぐしゃよ..?」
・
私の髪の毛を優しく撫でてくれる林檎ちゃん.
その優しさが痛いほど胸に突き刺さる.
・
A「...っう...ぁっ、林檎ちゃっ...ぁぁぁああ..!!」
・
言葉が出てこない.
本当に出てこない。
・
私は林檎ちゃんにしがみ付いた侭.何時間も泣き喚いた.
起こった事はもう取り返しのつかない事
それは 嫌と言う程解ってる.
・
もう涙も何も出なくなった。
嗚咽と吐き気が同時に襲う.
全て出してしまいたい. 出してしまいたい.
・
林「...Aちゃん、落ち着いた.?」
・
気付けば林檎ちゃんは私の事を強く抱きしめてくれていた。
・
私は只だらしなく両腕を垂らし、はたから見れば私がふいに抱きしめられている様に
見られるのだろうか.
・
林檎ちゃんの肩に顔を埋め、声にならない声で"うん.."と返事をした。
・
―私、何してんだろ
ﾊｯと正気に戻った。
こんな所で泣き喚いている場合じゃなかった.
ていうか事実かどうかもまだ、確かめて無いじゃない..!
・
少なからず私の行き過ぎた妄想だった. という説もあり得るかもしれない.
・
A「林檎ちゃん.嶺二って何処...?」
・
私は林檎ちゃんの肩を押して.真正面に向き直り静かに聞いた。
・
林「嶺ちゃん?...ん―、今確かﾘﾊｰｻﾙ...」
・
顎に手を当てて考える林檎ちゃんの言葉を聞いた瞬間
私は部屋を飛び出して行った。
_______
皆様お久しぶりでございます-!
長らく期間を開けてしまってすみません(^ω^;)
....主は色々傷心でした。(笑)
.....うん 受験生。
受験生だ...もう。
....(･∀･)
何で生徒会入ったんだろう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 347人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水無月のぞみ(プロフ) - 続き気になる！更新頑張って♪藍ちゃん大好き♪ (2020年12月13日 10時) (
レス) id: 75d470a583 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 続きめちゃくちゃ気になります!!!!!!これからも頑張ってください！応援してるんでっ！ (2017年6月29日 0時) (レス) id: 20ab093e27 (このIDを非表示/違反報告)
藍月輝夜(プロフ) - 続きがめちゃくちゃ気になります！ファイトです！ (2017年4月22日 7時) (レス) id: 687b69061b (このIDを非表示/違反報告)
死の桜姫(プロフ) - 藍ちゃんの一人称は“僕"じゃなくて“ボク"ですよ？ (2017年1月2日 9時) (レス) id: d8990581b6 (このIDを非表示/違反報告)
雪村怜香(プロフ) - 続きが気になる…更新頑張ってください!!!応援しています!! (2016年5月6日 15時) (レス) id: 0f0760b7bc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いかげそ。 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/a--cyann/
作成日時：2013年6月16日 17時
