【黒バス】男子校のプリンセス。

男子高校生【2】 ページ3

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…午後6時30分


[食堂]


「ちょっと、それは俺のっス!!」
「は？別に名前書いてねえだろーが」
「食べ物に名前は書けないっスよ!!」
「…静かにするのだよ」
「…そうですよ、煩いですよ黄瀬くん」
「なっ!?黒子っち―、青峰っちがいけないんスよ??なんで俺なんスか―(泣)」
「プリンごときで煩いのだよ」
「緑間っちまで…(泣)」


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日「………。」
伊「………。」
貴「………。」

目の前でぎゃあぎゃあ騒ぎ、私が食堂に入ったことに気づかない人たち

てかプリンでこんなにもめないでよ))汗


日「あ―…」
貴「………。」
伊「まぁ、男子校ってこんな感じ…だよ、うん。」
貴「はあ……」


食堂の真ん中をスタスタと歩いていたら黄色い髪の人が目に涙を溜めながら来た


「日向先輩っ!!青峰っちが俺のプリン食ったんスよ!!(泣」
日「…プリンごときで喚くな(汗」
「だってあれは俺が…」
貴「………。」
「……誰っスか？」
貴「………。」


やっと私の存在に気づいたらしく、なにこのちっちゃいの、と私の頭に手を置いた


貴「〜〜//ちっちゃいのってなんだよお前っ!!(睨」
「お―、威嚇っスか？」
貴「威嚇じゃねえよ!!」
「てか、誰？」


そう言うとさっきまでプリンでぎゃあぎゃあ言っていた人たちが私の回りに来た

「なに？転校生？」
「気づかなかったのだよ」
「僕より小さいですね」


皆上から覗き込むように私を見ては勝手な事ばかり言い出した

日「まぁまぁ、今から紹介するから」
貴「………。」

なだめるように日向先輩は私を撫でた
日向先輩に撫でられたら私は何も言えない
それをわかっているからか伊月先輩は小さく笑った

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