毒舌刀剣女子は、ツンデレ (ページ6)

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その4 ページ6

時雨サイド

時雨『主様ー』

雪「時雨さん。どうしましたか？」

私は、主様に抱きついた
主様は、少し驚いていたが、頭を撫でてくれた

薬研「大将すまねぇ。時雨、離れろ」

雪「いいえ、大丈夫ですよ。一期さんが小さくなったと考えれば可愛いですしね」

一期兄様はいいな
いつも、主様といられるから
結局、和泉守さんに言われて
仕方なく離れた

―――――――――――
今は、様子を薬研兄様が見ている
私も薬研兄様の横で様子をみる

蜻蛉切「どうだ・・・？」

和泉守「分からねぇ・・・。だが妙に静かだ・・・」

雪「残る時間遡行軍は、おそらく天守にいるはずです」

和泉守「どうする？全員で行くか・・・。分かれて行くか・・・」

和泉守さんが皆さんに提案している
その話を聞いていると

ギチキチ

弓を引くような音が聞こえた
その方を見ると
薬研兄様は、和泉守さんに叫んだ

薬研「おい！！和泉守！！」

私は、和泉守さんを突き飛ばした
和泉守さんが元々いた場所には、矢が刺さっていた
遡行軍は、陸奥守さんが倒した

雪「陸奥守さん、ご苦労様です」

和泉守「時雨。すまねぇな」

堀川「時雨さん。兼さんを助けて下さい、ありがとうございます」

時雨『べ、別に。仕方なく助けただけだし／／／』

それを言うと
堀川さんは困った顔をしている
薬研兄様は苦笑いしている

雪「ところで皆さん。遡行軍は何体倒しましたか？」

陸奥守「わしは今ので三じゃ」

薬研「俺と時雨で二」

時雨『そうですね』

蜻蛉切「自分は一体です」

堀川「兼さんと僕で二体だから・・・！」

和泉守「八体全部仕留めたな！」

陸奥守「フフン・・・。わしは三。おまんは一か・・・。」

和泉守「あんだよ」

隊長についてだろうな
だけど、陸奥守さんではない気がする
だとしたら
実力のある蜻蛉切さんか薬研兄様
堀川さんは、多分ないから
もしくは和泉守さんかな
私はないけど