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部隊長(前編) ページ3

堀川サイド

僕と兼さんが出陣した場所に
僕達の主さんが現れた

雪「久しぶりですね。和泉守さん。苦戦しているとは、貴方らしくない」

和泉守「はっ。今までのは準備運動だっての」

兼さんはああ言っているけど
苦戦していたのは事実だった

雪「まもなく新たに、時間遡行軍が八体現れます」

堀川/和泉守「!」

雪「話は後です!ついてきてください!」

和泉守「お、おい!」

僕と兼さんは主さんの後を追った
後ろから遡行軍が追って来てきた

キンッ

和泉守「ついてこいって言われてもよぉ!
この状況、なんとかしねぇと」

僕達は、追ってきた遡行軍の刀を抑えている
だけど、僕達二人だけじゃどうにも出来ない

堀川「!」

しまった
油断した隙に、主さんの所に
遡行軍が向かった

堀川「主さん!!」

主さんが危ない!
そう僕は考えた
すると、主さんは

雪「私が、何の手立てもなしにここに来たと思いますか!!」

ドッ

主さんが顕現した
そこから、3振りが顕現して
主さんに近づく遡行軍を倒していく

薬研「よぉ、大将。ケガねぇか?」

時雨『主様、大丈夫ですか?』

蜻蛉切「三名槍が一つ蜻蛉切!只今馳せ参じました!」

和泉守「薬研!蜻蛉切!時雨!」

堀川「凄い!!」

主さん。こんなことが出来るんだ
主さんの顕現で、現れたのは
槍を持った大きな人
軍服を着た少年
同じ軍服を着た少女?かな
主さんは、後一人を顕現するみたいだ

雪「あともう一振り・・・!」

ドッ

和泉守「どうした主!絶好調じゃねーか!!」

?「よーお狙って・・・。ばん!」

その声の後で
銃声が聞こえた
そこ銃が兼さんに近づく遡行軍を倒した

陸奥守「さあ。戦のはじまりじゃ――――!!」

陸奥守「久しぶりじゃのぅ。和泉守ぃ〜」

和泉守「陸奥守!んで、オメーが来んだよ!!!」

陸奥守「ほんな事言われても・・・。主の呼び出しじゃき・・・」

時雨『主様の前で喧嘩しないでください。みっともない。そうでしょ?薬研兄様』

薬研「時雨。俺にふるな」

堀川「・・・?」

兼さんが陸奥守さん?と
口喧嘩をしている
仲が悪いのかな?
それに、その喧嘩を止めようとしている子と
話している子は、兄妹かな?

雪「さあ、皆さん!残りあと少しです!」

僕は、薬研さんと時雨さんと協力して戦う
(兼さんに耳打して教えてもらった)

薬研「堀川。頭、下げろ」

堀川「あ、はい!」

僕は、薬研さんに言われて
頭を下げた

ブン

その瞬間
遡行軍を時雨さんが倒した

文字数ー

その2→←本丸で



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作者名:時雨鳴音 | 作成日時:2018年7月31日 20時

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