毒舌刀剣女子は、ツンデレ (ページ2)

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本丸でページ2

時雨サイド

雪「時雨さん。起きていますか？」

時雨『起きています。どうしました？主様』

今は夜
審神者様じゃなかった
私達の主様が
私の部屋に来た

時雨『前から言っていますけど、夜は休んでください』

雪「分かっています。時雨さんも休んでくださいね」

時雨『ところで、主様。私に用があったのでは？』

雪「そうでした。時雨さん。出陣です。準備をして審神者部屋に来てください」

時雨『分かりました』

主様は、部屋を後にした
出陣の準備をしないと
また
三日月様達と一緒なら
ストレスが溜まる
そう考えながら準備した
行く前に
一期兄様の部屋に行こう

時雨『一期兄様。起きていますか』

一期「起きているよ。入りなさい」

時雨『一期兄様。私、出陣して』

一期「分かっている。出陣だろう。頑張っておいで」

一期兄様が
私の頭を撫でる
私は出陣前に必ず
ここに来ている
ここに来ると
落ち着く

時雨『一期兄様。ありがとう。それじゃ、行ってきます』

一期「行ってらっしゃい」

私は、部屋を出た

時雨『主様。時雨です』

雪「来ましたね。入ってください」

時雨『失礼します』

？「大将。後一人って」

？「時雨のことやったがやな」

時雨『薬研兄様ー』

私は薬研兄様に
抱き付いた
私、兄様達が
大好きです

薬研「時雨。いつも会ったらくっつくなって言っているだろう」

雪「時雨さん。話の途中です」

時雨『すみません』

？「主殿は、怒っていないぞ」

時雨『そうですか』

雪「話を進めます。あなた達には、堀川さんと和泉守さんの助けになってもらいます」

時雨『堀川さん？』

薬研「時雨は出陣中だったから知らないな。新しい仲間だ」

私が出陣中に
新しい仲間が増えていた
正直
驚いた

雪「それではお願いします。薬研藤四郎。蜻蛉切。陸奥守吉行。時雨藤四郎」

薬研「分かった」

蜻蛉切「承知した」

陸奥守「任しちょき」

時雨『分かりました』

この出陣が
私達
第二部隊の始まりだとは
この時の私は
知りませんでした