転生したら鬼と家族になりました【鬼滅の刃】

拾壱 ページ11

｢さっきはなんでいきなり叫んだんだい？｣



あなたが上弦の弐だからです。


そんなことは言えないので適当に謝っておく。




『ごめんなさい』




｢ちょっと傷ついたけど気にしてないよ〜｣



『ありがとうございます』




早くこの場から去りたい。




返事をするのが何だか死へのカウントダウンみたいで辛い。




それとも推しに殺されるのはラッキーだと思うべきだろうか。




｢君は勘がいいのかなぁ？｣



『なんでですか？』




｢だって俺君を殺すだなんて言ってないし…喰うとも言ってないよ？｣



え、待って私食べないでとか言ってないんですけど。


あれ？それともいつの間にか言ってた？


私やらかしてた？？



...いやそんなはずは無い。



この私が失敗だなんて...()




『だってどうまさんまわりのひとみんなころしたじゃん』



｢あれは寝てるだけだよ〜｣



『わたしのおててなめた。おいしいっていってた。』


｢舐めれば治るって言ったの君だろ？俺は治そうとしただけなんだけどなぁ｣



確かに言いました。だがしかし私はめげない。



『てゆうかわたしどうまさんがおにだなんていってないよ』






｢俺だって君に鬼って言われただなんていってないよ〜名前の件も含めて説明して欲しいなぁ｣





この人(鬼)この状況絶対楽しんでる。


いや感情は無いから楽しんでると言えないのか...？




.....もうどっちでもいいから早く殺してくれ。

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