解釈違いです！！！ (ページ25)

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甘やかしページ25

カーテンの隙間から射す光で目が覚める

冬の肌寒い空気に負け布団に潜れば
隣に誰かいることに気づく

驚いてこぼれそうになる声を飲み込み
確認すれば､リーマスで

あの後私の部屋に行って寝たんだっけ…

周りからしてみればやっとなのかもしれない

でも私にとっては
なにか1枚大きな壁を挟んだ先にいた人と付き合えた事が
100%信じれているかと言われればそうではない

半信半疑でこれが現実なのかどうかとすら疑っているのが事実

けれど彼の頬に手を伸ばせば
少し微笑んで擦り寄ってくるこの時が愛おしい

夢であろうとなんであろうと､今この時が幸せならいいのだろう

リマ｢A…｣

寝言で私の名を呼ぶリーマスが可愛くて
寝ている彼の額にキスを落とす

きっと起きてる時だと恥ずかしがってさせてくれないから
寝ている間に愛でるのだ

A『好きだよ､リーマス
大好き』

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リーマスside

A『好きだよ､リーマス
大好き』

意識が眠りから浮上して最初に聞こえた音は
大切な人からの甘い言葉

僕が寝ていると思っているであろうAは
僕の手を握ったり頬や額にキスをしてくる

恥ずかしさに耐えれなくなって
目を開き声を出す

リマ｢…口にはしてくれないの？｣

A『起きてたの…？！』

リマ｢いや､今起きたよ｣

驚いて僕から離れていくAを止めるように抱きしめ
ベッドの中に連れ戻す

A『ごめんって､悪戯したのは謝るからさ』

リマ｢怒ってるわけじゃないんだよ
ただ…付き合ったんだから少しぐらい甘やかして｣

付き合った初日と言えど､多少のスキンシップはあるだろうと期待してベッドに入ったはずなのに
君は直ぐに寝てしまって

その後僕が1人拗ねてた事なんて知らないだろう？

僕の気持ちを読んだかのように､､､
いや､これは絶対読んだな

A『昨日は頭良く使ったから眠くてさ…
年頃の男の子1人残してごめんね？』

リマ｢なっ､ちゃんと人生1周してきてるけど！！｣

A『でもこうやってベッドの中で抱きしめあって
頭撫でられながら話してるだけなのに顔とろつかせちゃってさぁ…？』

リマ｢ｯ､ぅぅ…｣

図星を突いてくるしAに腹いせで顔を埋め､まわした手に力を込めれば
頭上から抑えた笑いが聞こえ､更に腕の力を込める