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続き ページ10

「わぁっ!これ、僕これがいいです!!」

メニューにあった大きくて美味しそうな
スイーツを指さす

「・・・・なんで真顔何ですか」

「い、いいいやなんでもない」

「そ、そそそうですよ」

明らかに慌ててる二人。
真顔、というよりは何か悟った顔みたいな?

「ま、まあいいです。
これとココアがいいです!」

「(フョードルくん、その写真あとで送り給え)」

「(じゃああの時のあれお願いしますよ)」

ひそひそと小声で話しはじめた二人を無視して
スイーツを食べ始める

「んんっ、おいひい!」

最近何処かの包帯の仕事を片付けてて
甘味を全然食べてなかったから嬉しいなぁ

「ふ、ふふっ
 頬にクリームついてますよ」

「へ?
 ・・・・取れましたか?」

此方です。そう云われて逆の頬を触られる
そしてそのまま指についたクリームを……____

「な、なななな何してんですかッ!?」

「云うよりはやいかと思いまして。
 ・・・・あと睨むのやめてください」

「睨んでなどいない」

恥ずかしさにこみあげる羞恥を誤魔化したくて
ほぼ勢いで食べる。
・・・・味が分かんないっ!!


「か、会計いってきま、」

「もう此方で済ませてある。
 ___さぁ、行こうか」


__差し出された手は掴まないでおいた

続き→←鼠か龍か(真面目Ver.)



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作者名:露西亜帽 | 作成日時:2018年6月4日 23時

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