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「アオイ!?」
アオイ「…リリカ、今日は寒いね」
何気ない顔で私の部屋の窓から部屋に入るアオイ
「なんで…今日は盗みに来てないわよ!?」
アオイ「…いや、僕は君を盗みに来たよ?」
「な、なんの冗談よ…笑えないわよ」
実際使用人とか家の人に見られたりしたら大変だもの
「今日は帰って!もし家の人にバレたりしたら…」
アオイ「じゃあ…静かにしていないと」
「何…ん!」
アオイは私の唇に指を当てた。
顔が近い…
アオイは綺麗な顔をしていた。
モテるのかしら…
パートナーはいるのかしら…
「…アオイ、私アオイの事なんにも知らないわ
教えてちょうだい?」
アオイ「僕のこと?聞いてもつまんないよ」
「そんなの聞いて見なきゃ分からないわ」
アオイは私の顔を見て、少し微笑んで
一緒にベットの上に座って話をした。
アオイ「僕、学校に行ってない。この歳の子は行くんだけど…怪盗してるから行けないんだ。」
「…学校、私も行ってないわ」
アオイ「リリカはレッスンがあるでしょ?僕には何も無い…知識も…何も無い」
アオイも…辛い思いをしていたのね
ずっと、分かってはくれないと思っていた
「…じゃあ大きくなって、私がお城から出られるようになったら私が教えてあげる、色んなこと!」
アオイ「…リリカ」
「だから下ばかり見てちゃダメよ?怪盗だって普通の人はできない特別な事なの、だから…」
――――――――ドサッ…
そう言いかけた時、アオイは私の肩を掴んで
ベットの上に押し倒した。
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あおい - めちゃくちゃキュンキュンします!面白い!! (2021年1月2日 22時) (レス) id: 2561b1222b (このIDを非表示/違反報告)
ルウト(プロフ) - お兄ちゃん……お兄ちゃんどうした!?(;゚д゚) (2020年12月11日 20時) (レス) id: d4c421289f (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - (´〜`)もう40話の続き気になる (2020年12月11日 0時) (レス) id: 5aab78de35 (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン - 悪夢ってなんですのー??気ぃにぃなーるーー (2020年12月9日 16時) (レス) id: 0e27099bf0 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - 毎回気になる所で終わりますネェ(´∀`) (2020年12月9日 15時) (レス) id: 5aab78de35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セピ | 作成日時:2020年11月22日 0時