青く輝く月を君に…【名前変換オリジナル】

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「…アオイ？」





なんだか危ない匂いがする。






アオイ「…そんなこと言われたの、初めてだ」



「アオイのことを私は見てるわ、知りたいもの」






アオイ「…リリカ、僕は君が…」






なんなの…この胸の異変

少しだけ薄暗い夜だった。






うっすらと見える月に見とれる暇もなく
唇に触れた。






「…ち、ちょっと…」







キスはどんどん形を変えて

触れるだけじゃない…深く…激しく
全てを奪っていくみたい






アオイ「…嫌なら反抗して？お嬢様」





「…ん」









アオイのバカ…

声も出ないし力も抜ける。反抗なんてできないわ
それに…嫌じゃないの





アオイ、貴方だから嫌じゃない…








「…はぁっ…はぁっ」





アオイ「…リリカ」









気がつくと、アオイの手がドレスの中にどんどん入っていった。





「…な！」





何してんの！…そう言おうとした時

唇を再び塞がれた。








アオイ「…しーっ、誰か来ちゃうよ？」



「や、やめて…///」









アオイ「…やめない」









こんなの卑怯よ、ずるいわ
私…なんにも分からないのに！



このまま…








アオイ「今日は小望月だね…」



「小望月…？満月じゃないの？」










アオイ「ううん、少し欠けた限りなく満月に近い月」




…綺麗だったの
アオイと見る月はいつも、何故か綺麗で









アオイ「…明日はきっと満月だ。」









「アオイは月に詳しいのね」









アオイ「月が好きなんだ。リリカは何が好き？」









そんなアオイの横顔を…私は見ていた。






「…私は」









綺麗よ…




あの月に負けないくらい、あなたは綺麗よ




























































「好きよ、アオイ」

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