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ニック司祭は続ける。

ニック「神より授かりしローゼの壁に…人間風情が手を加えると言うのか!!

貴様らはあの壁を…
人知の及ばぬ神の偉業を見てもまだ分からないのか!?」

貴「(言うことは滅茶苦茶…その割には権力と支持があるから……タチが悪い…)」

エレン「(さっきから何なんだ…?

皆自分の利益が1番大事なのか…。
俺が命を懸けるって言ってるのに…どうしてそれを信じてくれないんだ…!)」

ザックレー「話を進めよう…。エレン、君に質問がある。

君は調査兵団への入団を希望しているようだが君はこれまで通り人類に貢献し、巨人の力を行使出来るのか?」

エレン「(確証は無いけどっ…)

……は…はい、出来ます!」

ザックレーはエレンの言葉に目を細める。

ザックレー「ほう…!

しかし今回の奪還作戦の報告書にはこう書いてある…」

巨人化の直後
ミカサ・アッカーマンめがけて
3度拳を振り抜いた

全員『!?』

エレンはミカサの方を見るが、ミカサは苦い顔をして居た。

アルミン「(やっぱり制御出来なかった時の事は覚えてないんだ…)」

ミカサ「…チッ」

リコ「……報告書に嘘を書けって言うのか…?この事実を隠すことは人類の為にならないんだよ…」

傍聴席にザックレーは目を向けた。

ザックレー「ミカサ・アッカーマンは?」

ミカサ「…はい、私です」

ザックレー「君がミカサか。
エレンが君に襲いかかったのは事実か?」

ミカサ「……」

口をつぐみ、考え込むミカサ。

少し考えた後で

ミカサ「はい…事実です…」

哀しそうに呟いた。

と、同時に辺りがどっとざわめきだす。

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リヴァイ好き - すごくおもしろっかったです 今度はリヴァイとその彼女(夢主)について書いてくれませんか? (2019年6月21日 17時) (レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
水無月碧音(プロフ) - うへぇさん» 分かりましたかぁ…!ストーリーも音楽も大好きなんですよ! (2018年10月27日 17時) (レス) id: 9308ec7c9c (このIDを非表示/違反報告)
うへぇ(プロフ) - 水無月碧音さんはAngel Beats好きなんですか?私は大好きです!このタイトルと2ページ目を読んでもしや...?と思っていたんですが... (2018年10月27日 17時) (レス) id: f01774997a (このIDを非表示/違反報告)
水無月碧音(プロフ) - 貴音さん» ありがとうございます!頑張ります!! (2018年3月20日 12時) (レス) id: f79b747f8a (このIDを非表示/違反報告)
貴音 - めっちゃ面白いです!これからも頑張って下さい!! (2018年3月20日 0時) (レス) id: 56a276042a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水無月碧音 | 作成日時:2017年1月9日 19時

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