目標7話 ページ9
ツナside
ぼふんっとオレの周りから音が響いたと同時に、何かにぶつかり思わず「いてっ！！」と言ってしまった
目を開けてもあたりは真っ暗で、寝転んだ感覚だけがわかっていた
ツナ(う、動かせる！！)
ゆっくりと正面の何かを動かすと、太陽の光が眩しくて目をつぶりながら上半身を起こす
周りは緑で溢れていて、此処は木で囲まれていた
"何処だよここ"と思いながらオレは動かした物が気になり下を向く
ツナ「･･･棺桶？？
──ってえぇええええ！！？？なんでオレ棺桶に！？！？？」
そう叫んだその時───･･･
「･･･ツナ」
ツナ「うぇっ！？？」
金髪の綺麗な長い髪に燃えるような赤い瞳の女性が、オレの前に立っていた
ツナ「え、A･･･？」
A「･･･っそうですよ」
ツナ(つかAって女の子だったの！？？)
優しく微笑む10年後のAに、オレは驚きを隠せずにいる
確かに女の子みたいだなー･･･とは思ってたけどホントに女の子だなんて、とブツブツ思っていると、Aはツナに近ずきしゃがみ込む
A「･･･時間がないから、大事な事だけ話します。覚えられるところまででいいので覚えていてください」
ツナ「え、あ、はいっ！？」
そう言ってAは胸元のポケットから、写真とオレンジ色の石が付いたリングを二つ出した
A「まず、キミ達はある事情によって10年後に帰れなくなります。
帰るためにはまず、この写真の男を見つける事」
ツナ「帰れなくなるって･･･」
A「えっと、10年バズーカに何かしくんであるんですよ、その原因がこの男です
後、そのリングは過去の私に渡してください」
ツナ「え、う、うん」
写真に映る眼鏡の男･･･
オレはAの言った事を覚える為に必死になりながら、渡された写真を見る
A「･･･後、これは私の事なのですが･･･」
ツナ「！！」
少しでも知りたかったAの情報･･･
A「──私は、この戦いが終わった頃･･･
もう君たちに会うことはないでしょう」
ツナ「･･･え、？」
突然の事にオレは混乱しながら"なんで"と聞くが、Aは悲しそうに笑った
A「さて
･･･獄寺君、もう出てきていいよ」
ツナ「えっ」
獄寺「────流石ですね」
ガサッと音を立てて出てきたのは、
オレの知る獄寺君ではなく、10年後の獄寺君だった──
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クロにゃんスリーピー(プロフ) - 凄く続きが気になります！更新頑張って下さい！応援しています！！ (2021年5月15日 2時) (
レス) id: 803aa7d309 (このIDを非表示/違反報告)
桜夜(プロフ) - 続きが凄く気になります！！！更新待ってます！！頑張ってください！応援しています！ (2019年8月28日 0時) (レス) id: 4180bbe458 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くじょー | 作成日時：2019年3月18日 5時
