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「あれぇ、Aじゃん。なんでここにいんの？」
頭が覚醒してきたのか、のそのそ歩いてくる凛月くん。脚を伸ばして座っている私の真横に来たかと思うとそのまま私の膝枕で寝始めた。
凛月くんがこうしてくるのはわりといつものことなので、ほっといて話を進めようとした。
「ありがとねー急に来たのに世話してもらっちゃって。」
「(その状況はスルーなんだ…)」
「別にそれはいいけど、アンタプロデュースほっぽり出して今まで何やってたわけぇ？！学院にも来ないし！」
「いひゃいよ泉くん。」
私の左側に座ると、私のほっぺをつねりながらお小言を垂らし始める泉くん。さっき椚先生に散々怒られたからもういいよー。反省してますぅー(してない)。
「それにしても久しぶりねェ。2、3ヶ月ぶりくらいかしら。寂しかったわァ。泉ちゃんじゃないけど今まで何してたの？」
あんずちゃんと泉くんの隣に座った嵐ちゃん。相変わらず美人ね。
「自分の仕事が忙しくなっちゃっただけだよ。学院にはずっといたんだよ？地下に引きこもってたけど。」
「俺はしょっちゅう会いに行ってたけどねぇ♪」
寝てたんじゃないの凛月くん。君が毎晩暇だからゲームしようなんて言ってこなければ私は余裕を持って入稿できたのに。
凛月くんが学院に泊まるとき、誰もいない校舎に一人でいるのも退屈なようで、防音室に来てゲームして、そのまま寝るなんてことが多々あった。てか毎回そんな感じ。
「はぁ？！くまくんなにそれ知らないんだけど。てか来てるんならクラスにも来なよねぇ。ちょ〜うざぁい。」
泉くんはあぐらをかいて膝の上で頬杖をつきながら、悪態をついた。心配してくれてたのねありがとう。
「ところで、そこで目をきらっきらさせてる男の子は誰？」
さっきから一人だけ立ってめっちゃ見てくるからすごい気になってたんだけど。
「あぁ、今年Knightsに入った一年生。ほらかさくん、こっちきて。自己紹介。」
「ぅえ？！あっはい！！」
急に名前を呼ばれてびっくりしたのか、わたわたしながら正面に座ったかさくん(？)。
「初めまして、お姉さま。私は朱桜司といいます。不束者ではございますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
正座なのに、胸に手を当て頭を下げるという西洋風の挨拶をした朱桜くん。シュールだな。
でもKnightsのなかでは一番まともな人間だろう。お坊ちゃん感すごいけど。お姉さま呼びとかやべぇ。
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ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2021年2月7日 2時) (
レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
Toy(プロフ) - 心愛さん» ありがとうございます！！ (2018年12月13日 20時) (レス) id: dbe570c90d (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 更新楽しみに待ってます！ (2018年12月13日 18時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - Toyさん» 確かに椚先生そういうタイプかもw てかレオくん大暴走してますなwww夢主もファイト〜w (2018年8月30日 10時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
Toy(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» うわぁぁぁぁぁぁぁん嬉しいありがとうございまーす！！多分椚先生は自分に不都合なことがあると相手をすかさず丸め込んで思う通りに動かすタイプ。頑張ります！ (2018年8月7日 18時) (レス) id: dbe570c90d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Toy | 作成日時：2018年3月11日 19時
