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「ごめんねーあったよー。」
録音室に戻ると、あんずちゃんは私が部屋を出て行った時のまま、少しも動かず座っていた。
もう少しリラックスすればいいのになーと思いつつ、何も言わずに放っておく。こういうのは自分で気づいてこそだと思います。
零は楽器を物色していた。触ったらただじゃおかねぇかんな。
私が返ってきたことに気づいたあんずちゃんは、「いえっ、わざわざありがとうございます。」といって頭を下げた。
素直に頭が下げれることはとてもいいことだと思うよ。みんな見習って！！特に朔間兄とか零くんとか！！
書類をあんずちゃんに渡し、チェックしてもらっている間に、椚先生からの手紙を読むことにした。
めっちゃ怖いし恐怖しか感じないけど、たぶん今読まなかったらあの人ここに乗り込んでくる。それだけはなんとしても阻止せねば。
意を決して手紙を開くと、想像していた通り、全行ぎっしりと椚先生直筆の文字で埋められていた。
直筆は当たり前か。
所々にお説教が入ってめちゃめちゃ長かったので要約すると、
「今回のフェスはお前が発案したんだからお前も準備・運営に参加しろ。」
とのことらしい。
どうやらプロデュースをさぼり続けていたのが災いしたらしい。文面から察するに椚先生は激おこである。
これは今すぐにでも向かった方が良さそうだ。
「手紙はなんだったんじゃ？」
「夢フェスの準備にお前も参加しろってさー。」
手紙を見せながらそういうと、あーって顔された。
でもなー。私締め切りあるからなー。きついなー。
だいたい、プロデュースさぼってたのだって、さぼりたくてさぼってたわけじゃないし。プロデューサーの仕事より自分の仕事の方が忙しくなっちゃっただけだし。
とりあえず先生のとこ行くか。
交渉はそれからだ。
そう結論付けた私は、立ち上がりながらあんずちゃんに声を掛けた。
「あんずちゃん、確認終わったかな？」
「あっはい。大丈夫です。ありがとうございました。」
「今から椚先生先日のとこに行くんだよね？」
そうですけど…と首をかしげるあんずちゃん。
私も一緒にいく旨を伝えると、少し面食らったような顔をして返事をしてくれた。
何をそんなに驚いているんだい。
「(一緒に来てくれるんだ…。)」
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ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2021年2月7日 2時) (
レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
Toy(プロフ) - 心愛さん» ありがとうございます！！ (2018年12月13日 20時) (レス) id: dbe570c90d (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 更新楽しみに待ってます！ (2018年12月13日 18時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - Toyさん» 確かに椚先生そういうタイプかもw てかレオくん大暴走してますなwww夢主もファイト〜w (2018年8月30日 10時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
Toy(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» うわぁぁぁぁぁぁぁん嬉しいありがとうございまーす！！多分椚先生は自分に不都合なことがあると相手をすかさず丸め込んで思う通りに動かすタイプ。頑張ります！ (2018年8月7日 18時) (レス) id: dbe570c90d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Toy | 作成日時：2018年3月11日 19時
