【あんスタ】彼女には難しい話。【ヤンデレ】 (ページ9)

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巷で噂のページ9

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英智「何で？と言う顔をしているね。……最近、ガーデンテラスに子供が居るってね。それも、美少女と言う噂で、『庭園の妖精』なんて呼んでる人も居たよ。」

気になって来ちゃった。と言う顔をしているが、最初から最後まで全く理解出来ない。
此処の学院に来てからは、マスクやフードで顔を隠して居たし、顔なんて……。

英智「まぁ、それは置いておこう。……そのお金は、前金だよ。」

「う、受け取れませんよ！こんな額……。」

それに、こんな額を前金と言うなら、何をされるか分かったもんじゃない……！
きっと、余程辛い仕事を強いられるのだろう。

英智「……君に拒否権は無いさ。それに、そこまで難しい仕事では無いよ。」

一口、レモンティーを飲む。そうしてから、口角を上げる彼はとても絵になった。

英智「……生徒会の仕事を手伝って欲しいんだ。いや、手伝いと言うより……お給仕をやって欲しいんだ。」

「お、お給仕、ですか。」

英智「あぁ。そうさ。簡単だろう？それに、君以外のお手伝いさんも居る。もちろん、ちゃんとそれ相応の額は払うけど……どうする？」

そう言い、貼り付けたような笑みを浮かべる。……確かに、おばさんとの生活は裕福な物とは言えない。
おばさんと、もっと良い暮らしをしたい。

「………分かりました。」

レモンティーの氷が、カランッと音を立てた。