↑９４話↓ ページ10
→Aside←
―――――ぱっ…
そしてあたしはすぐさま手を放してもう興味はないというかのように次の授業の準備を始める。
男子生徒６「！？！？…な、何した…今、俺に、何をした！」
A「…掴みかかっただけだが？それ以外に何かあるのか？」
怯えたような情けない声を出す男子生徒にあたしは目もくれずに机の中を探る。
男子生徒６「い、いや、今、お前は俺に何かしたんだ！何かしたんだろ！！」
混乱しているのか、叫ぶようにあたしを責め立てる。
その男子生徒の様子に周りのクラスメイト達は少しだけあたしとその男子生徒から距離をとった。
A「何かってなんだよ？変な言いがかりはやめてほしいのだけど？」
周りからヒソヒソと声が聞こえる。
え…今、何もなかったよね？…急に態度変わったけど何かあったの…？…もしかしてあの女に触られたせい？…え…何それこわ…ちょっとやばいんじゃない？…このクラスにそんな奴いても大丈夫なのかよ…先生呼ぶ？…でも、原因が何なのか分かんなくない…？
男子生徒７「お、おい、もうあっち行こうぜ…気味悪ぃよ…。」
男子生徒８「ひ、姫ちゃん！あっちで俺たちと話そう！ね！？」
姫歌「え〜…でもぉ、姫ぇ、隼人君とお話がしたいなぁ？」
そう言って百合川はチラチラと隼人に視線を送っている。
獄寺「ウゼェ、これ以上、俺達に関わってくんな。」
姫歌「え〜？」
―――――ガラッ
そんな終わりそうもないやり取りをしていると教室の扉が開いて誰かが中に入ってくる。
…担当教師だろうか？
そんなことを考えて扉の方を見ると、そこにいたのは武だった。
姫歌「あ！武ぃ〜！聞いて聞いて！隼人君ったら酷いのぉ！姫のことを〜…」
百合川が武の方に駆け出して、武の腕に絡みつく。
そんな武を見ていたら、ふとあたしと目が合った。
…目が合ったというか、何か意味ありげにあちらからあたしに目線を合わせてきた。
…一体何なんだ？
山本「百合川、悪いけど、離してくれねーか？」
姫歌「え〜！なんでそんな呼び方するのぉ？前まで、姫歌って呼んでくれてたのにぃ！姫のことをちゃんと呼んでくれるまで離さないんだからねぇ？♪」
山本「…なぁ、百合川、もう、こういうこと良くねぇよ。これ以上は俺はやり過ぎだと思う。百合川がみんなに説得してくれたらみんな止めてくれるんじゃねーかな？もう、これ以上は止めようぜ。な？」
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黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - フランとベルさん» 返信遅くなりすみません！閲覧やコメント、そして応援ありがとうございます、これからも遅い更新ながらも頑張ります＾＾私の推しは以前は獄寺と山本だったのですが、今はどのキャラも満遍なく好きです(笑)強いて言うなら雲雀さんと骸さんが今の所私の推しです(^^♪ (2021年10月2日 17時) (
レス) id: a2b3206c8c (このIDを非表示/違反報告)
フランとベル - 頑張ってください、とても面白いです！もし、良ければ作者さんの推し誰か聞いても良いでしょうか？ (2021年8月18日 6時) (レス) id: 9f95d8689d (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 無気力女子さん» 返信遅くなり申し訳ないです…。そして閲覧やコメントをありがとうございます！楽しんでいただけたのなら良かったです！また時間があるときに見に来て下さると嬉しいです＾＾ (2019年10月18日 14時) (レス) id: a2b3206c8c (このIDを非表示/違反報告)
無気力女子 - とても面白いです！次の更新楽しみにしてます！ o(*⌒―⌒*)o (2019年10月3日 18時) (携帯から) (レス) id: 98421af185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurousagi/
作成日時：2019年3月31日 10時
