↑１００話↓ ページ16
→Aside←
A「えへへ…武、笑ってくれたな…嬉しい…。((ﾌﾆｬ」
山本「〜っ！///…Aっ///」
武が笑ってくれてあたしも嬉しくなってつい気が抜けて自然と笑顔になる。
…って、あれ？なんか武の顔が近づいて…？
―――――キーンコーンカーンコーン
チャイムの音で武の動きは止まったかと思うと、驚いたかのように素早くあたしから離れる。
A「あ…チャイム鳴っちゃったな…。」
山本「っ！A、ごめんっ！俺、今…っ！」
A「？何がごめんなんだ？あたしの方がごめんなのに…それに武はあたしの緊張を解いてくれた、おかげで助かった、ありがとな。」
山本「っ…ありがとうじゃねーよ…俺は今、Aに最低なことをしようと…ッ！」
武は震えたような声でそう言うと、苦しげな顔をしながらあたしから顔を背ける。
A「…武、落ち着け。今、武があたしに何をしようとしたのかは分からないけど、武はそれをしなかった。だから何も最低なことはしていないし、武は全く悪くないぞ？それにあたしはそんな辛そうな武の顔はもう見たくない…だから、笑ってくれよ。な？((ﾆｺｯ」
あたしは武を落ち着かせるために優しく声をかけて、あたしから背ける武の顔を覗き込んで笑いかけて顔色を窺う。
山本「あぁ///…分かった、けど…今はちょっと…落ち着きたいからそんなに近づかないでくれるか…？///」
A「あ、そうだったのか、気づけなくてごめんな？…あと、あたし今思い出してしまったんだけど…武にもう一つ謝らないといけないことがあった…。」
山本「え？あ、何かあったか…？」
武はあたしが別の話題を出すとそちらに気を取られたのかなんだ？と考え込むように背けていた顔をこちらに向けていつもの武に戻る。
A「あたし、さっき…武の使っているバットを駄目にしてしまった…；」
山本「…あ、そういえばさっき、俺がいつも使っているバットがなんか折れてたのな…それがなんでAのせいなんだ？」
おっと…野球で身につけた動体視力が優れている武には気づかれていたと思っていたけど、流石に状況が状況だったし気づいてなかったか…でも、叩き折ったのはあたしだし、やってしまってやってないふりはできないな…。
A「それは、バットを叩き折ったのはあたしだからだ…申し訳ないことに…；」
山本「Aが、バットを折ったのか？」
武は不思議そうにあたしのことを見つめている。
うぅ…お、怒る、だろうか…？；
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黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - フランとベルさん» 返信遅くなりすみません！閲覧やコメント、そして応援ありがとうございます、これからも遅い更新ながらも頑張ります＾＾私の推しは以前は獄寺と山本だったのですが、今はどのキャラも満遍なく好きです(笑)強いて言うなら雲雀さんと骸さんが今の所私の推しです(^^♪ (2021年10月2日 17時) (
レス) id: a2b3206c8c (このIDを非表示/違反報告)
フランとベル - 頑張ってください、とても面白いです！もし、良ければ作者さんの推し誰か聞いても良いでしょうか？ (2021年8月18日 6時) (レス) id: 9f95d8689d (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 無気力女子さん» 返信遅くなり申し訳ないです…。そして閲覧やコメントをありがとうございます！楽しんでいただけたのなら良かったです！また時間があるときに見に来て下さると嬉しいです＾＾ (2019年10月18日 14時) (レス) id: a2b3206c8c (このIDを非表示/違反報告)
無気力女子 - とても面白いです！次の更新楽しみにしてます！ o(*⌒―⌒*)o (2019年10月3日 18時) (携帯から) (レス) id: 98421af185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurousagi/
作成日時：2019年3月31日 10時
