↑８５話↓ ページ49
→リボーンside←
リボ「俺は…Aの前から消えねーぞ？」
A「っ！…うん、そうだよな…ごめん、忘れて。」
Aは俺がそう返すとしまった！と苦虫を噛み潰したような顔をしたかと思えばやはり悲しげに笑うだけだった。
…A…お前は一体何を隠しているんだ…？
俺には言えないことなのか？
…それなら…
リボ「忘れねー。」
A「…忘れてくれよ。」
リボ「そんな顔で言われて忘れられるわけねーだろ…だから、お前が話せると思ったとき、その時は話せ。…俺はお前のことなら何でも受け止めるつもりでいる、Aが話せるまで、俺はいつまでも待つ。」
A「リボーン…ごめん…今は言えない…、そんなあたしのことを信じられるか分からないけど、リボーンやみんなに迷惑かけることは…危害を与えることは絶対ないから…それだけは信じてほしい…。」
リボ「あぁ、信じるぞ。俺は絶対にお前のことは疑わない…だからお前も俺を疑うな、俺を信じろ。」
そう言ってAは苦しげな表情をして俯く。
…お前を苦しめるつもりはなかった…すまない…。
そう思いながら俺はAの冷たい手の甲に自分の熱を持った手を重ねていつもより真剣に、力強く声に思いを込めてAに伝える。
A「信じる…信じるよ…リボーン…ごめんな…ありがとう…。」
Aはそう言うと安心したのか涙を流しながら微笑んで俺を見る。
リボ「…今日は一段と泣き虫じゃねーか、体の水分を全部涙に使うつもりか？」
A「…今、ここにはあたしとお前しかいないから…良いだろ…？」
リボ「…A、そういうことは俺以外の前で言うんじゃねーぞ？」
A「？…あぁ、分かった。」
きっとその顔は分かってねーな…Aに好意を抱く奴がAからそんな言葉を聞いたらきっと期待することだろう。
…まぁ、誰であろうとそう簡単にAを渡す気はさらさらないがな。
そんなことを思いながら俺はポケットからハンカチを取り出し、Aに手渡し、ボルサリーノを深く被り直す。
リボ「…とにかくお前は残りの怪我しているところを手当てして、落ち着いてから教室に戻ることだな。…何かあった時はすぐに俺に言え、例えお前以外全員敵だろうと、俺だけはお前の味方だ…ま、残念なことにそんなことは起きねーだろうがな…。」
そんなことを言うとAは不思議そうに俺のことを見つめるのだった。
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黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 大福さん» 閲覧やコメントありがとうございます！一番好きだなんてとても嬉しいです！とても励みになります！これからも頑張らせていただきますのでよろしくお願いします！(*´∀`)/ (2017年4月7日 9時) (
レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
大福 - めっちゃ良いところやん!！この小説一番好きです!！これからも頑張ってください!!(^^) (2017年4月7日 2時) (レス) id: a4cb61a9a8 (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 悠さん» 閲覧やコメントありがとうございます！喜んでいただけて光栄です！そう言っていただけると励みになります！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！o(*ﾟ▽ﾟ*)o (2017年4月3日 20時) (レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - とっても面白いです！！これからも頑張って下さい！ (2017年4月3日 20時) (レス) id: 49ea3e4c7f (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 闇の道化師さん» 閲覧やコメントありがとうございます！楽しんでもらえて私も嬉しいです！応援、励みになります！これからも頑張りますのでよかったらまた見て下さいね！(^o^)／ (2017年4月3日 13時) (レス) id: 017ad6c40f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurousagi/
作成日時：2015年9月12日 12時
