私は君に恋をした 【名前変換オリジナル】

27.気持ち ページ28

A「私が言えることじゃないんだけどさー…
本当のことだから、正しいからって何でもかんでも言って良いわけじゃないと思うんだ。
私が菜々に言っちゃったことは私が勝手にそう思ったこと。
だから別にそれが正しいとかそういうわけじゃない。
本当にただ私が勝手におもっただけ。
でもそれは菜々にとってはとても酷いことであった…
私の言いたいこと分かる？」


「分かる？」とか言いながらも
菜々の反応なんて気にしないで続けた。


A「菜々にとって野村に言ったことは本当だと思ったから言ったんでしょ？
でもそれはあくまでも菜々の考えでありまして…
まぁ確かに正しいと思うよ？でも違うことも勝手に決め付けて言ったでしょ？
それは駄目だと思うなー…。実際違うし…。
それにその言葉で現に野村は自分を責めちゃってますし…」


一回深呼吸をして言った。


A「つまりね、自分が言った何気ない言葉で傷つく人が出るってこと。
それは菜々もしたし私もしてしまった…。
本当にごめんね…菜々」


自分の気持ちを全て言ったあとに、
菜々に謝った。

分かってくれると思ったのになー…───

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