【テニプリ】四大強選手は、彼等の幼馴染みらしいです (ページ2)

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噂の元部長ページ2

ここは、青春学園高等部
中等部とは違い、優勝している部活は数多い。しかし、この中でも……高等部のテニス部は、いまだに連敗の記録を残していない。
何故なら、高等部のテニス部は、そう言った歴史を好まない部長と部員達なのだ。

だが、高等部のテニス部は有名だった

？：すみません、郷原先輩は居ますか？

男子：鳴海ちゃん、手塚君が来たぜ

郷原：んぁ？

この男、郷原鳴海――――青春学園中等部の頃、一年間だけ部長を務め、すぐに辞めたと言う伝説を作った。そして、中等部の頃に連敗の記録を残さなかった男でもある。
彼は、高等部のテニス部部長をしている。

手塚：少し良いか？

郷原：入ってくりゃ良いのに

中等部のテニス部部長、手塚国光とは幼馴染みであり、兄弟みたいな関係であり。手塚の憧れる男、倒したい男でもある

手塚：今日の放課後、中等部のテニス部に顔を出すと聞いてな。つい、来てしまった

郷原：そうだったのか。あ、竜崎ちゃんから聞いてるか？あの件

手塚：聞いている

郷原：んじゃ、放課後まで楽しみに待っとけ

そう言って、手塚の頭を撫でる。
彼に撫でられるのが好きなのか、中等部レギュラーでさえ見たのない笑顔を見せる。

時間はあっという間に過ぎ、放課後へ

男子：鳴海ちゃん、行こうぜ

男子：うわぁ、中等部とか懐かしい

郷原：オッサンか

高等部レギュラーのジャージに着替え、郷原を含めたテニス部部員は、中等部のテニス部へと向かった。

――中等部のテニス部――

竜崎：おっ、来たね

郷原：久しぶり、竜崎ちゃん

竜崎：先生と呼びな。全員集合！

その掛け声で、練習をしていたレギュラー達が集まる。その時、手塚と郷原の目が合い「部長やってんなぁ」と言いながら、郷原が手塚に近付く。

手塚：高等部の部長は、鳴海先輩と聞いていますが……

郷原：幼馴染みなのに、すげぇ違和感ある

？：手塚、その人は？

手塚：俺の幼馴染みで、高等部のテニス部部長をしている。郷原鳴海だ……ついでに言えば、中等部で一年間だけ部長をしていた。テニス部では、誰もが知っている噂だが。それは、本当の話だ。

中等部全：元部長！！！

郷原：よろしく

？：って事は、強いんですよね？

この後、中等部と高等部の試合が幕を開ける。