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「子ども扱い。」
してるわけじゃないんだけど。
だから、押し倒したわけだけど。
Aが傷つくって事は、やっぱりそうなんだろうな。と反省する。
でもたぶん。
こんな風に言えば、俺が引き下がるっていうのを、Aは解っていて
ワザと、言ったりするんだとも思う。
でもまあ、悪いのは俺だから？
「ごめん。」
素直に謝って、押し倒したばかりのAの腕を引っ張って。
小さな肩を抱いてやる。
そうするとAは、俺の首元に腕を回して
ぎゅっと抱きついてきて
「.....んふふ。」
って、小さく笑う。
ほらな。
ここまでは、Aの思惑通り。
てのひらで転がされてるのは、この俺の方だ。
「高校卒業する前だよ....?」
俺の耳元で、つぶやいたAは
抱きついた腕に、力を込めて
「潤に出会った...あの年のツアーから、
ずっと応募してたんだけど(笑)」
思いもよらない、Aからの告白に
素でびっくりして。
自分では、どんな表情してたかわからないけれど、見つめ合ったその時に
「.....っあははっ....変なカオ〜(笑)」
Aが声をあげて笑ったくらいだから
相当、ウケる表情だったんだろうな。
笑ってんじゃねぇよ。って、唇を近づけようとすると
それをスルリとかわしたAは
「行ってみたかったんだ.....選ばれた人だけが行ける...そのステージに。」
そう言ったAの表情が、気のせいか
寂しそうに見えて、
「....それは....俺たちだってさ、お前に限らず申し訳ないと思ってるよ。
行けなかった人達にも...いろんな想いがあるだろうから....」
頭を撫でてやろうと、手を伸ばしたその瞬間。
「.....そのステージを作ってる人にも、いろんな想いがあるでしょ...?
だからね、簡単に手に入らなくて、当たり前なの。潤達が気にすることじゃないよ。」
まっすぐに俺を見て、小さく笑って。
その言葉を聞いて、少し心が軽くなった気がした。
今年は、無理言って公演日数を増やしてもらって、出来るだけ多くのファンの人達が入れるように努力したけど
それでも満たしてやる事が出来なくて、心に引っかかっていたけど
でもこれ以上は、どうしようもないことで。
「簡単に手に入らなくて当たり前。」
っていうAの言葉に
俺たちがやっていることに、自信を持っていいんだ。って
背中を押されたような気がした。
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遥(プロフ) - まゆみさん» ありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉ数多くの作品の中から見つけていただけて、とっても嬉しいです＼(^o^)／またいつでも遊びにいらして下さいね〜！ (2014年11月19日 21時) (
レス) id: b1143a17b3 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみ - はじめまして！潤くんの小説を検索して遥さんの作品見つけてハマりました^_^大野くんカップルのその後が気になります。更新楽しみにしてます。 (2014年11月19日 13時) (レス) id: d3a5616971 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - アイさん» Jみたいな彼氏っ！ビバ青春っ！( ´ ▽ ` )ﾉ若いってステキっ！そんな彼氏ができたら、遥に報告せよっ(´･Д･)」（笑）ハルランマンのヤキモチJくん、遥のお気に入りですよ〜( ´ ▽ ` )ﾉ (2014年11月2日 23時) (レス) id: b1143a17b3 (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - はーい(^O^)/頑張ってきます！ハッピーエンド楽しみ(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 受験合格したら、潤くんみたいな人と出会えると信じて！笑 実は遥さんのお話で一番好きなのはハルランマンの嵐だったり。←いきなり (2014年10月31日 23時) (レス) id: 3519b456f9 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - アイさん» 遥はハッピーエンドしか書けませーん( ´ ▽ ` )ﾉだから安心して勉強したまえ受験生！←おせっかいw (2014年10月30日 22時) (レス) id: b1143a17b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥
| 作成日時：2014年10月23日 0時
