「文スト」俺には貴方さえいれば…「男主」「中/原/中/也」

またきっと明日がくる.25 ページ25

　
　
　
視点:??




「何だよコレ………」



その日の夕方…首領の部屋へとAを迎えにきた中原中也はその光景に言葉を失った………




「やだぁああああ!!
コレ以上は無理ですってぇえええ!!」



「A!!観念してコレを………!!」



「ソレどう見ても女物じゃないですかぁ!!」



「え、何で姐さんが……Aは………!」



部屋を見回す中也…
部屋を駆け回るかつての自分の育て親と、暴れ回ったせいではだけたであろう着物をきた…



「まさか……A?」



「…!!ちゅうやさ……!!」



若干泣き顔のAに酷似した和服…少…女…?



「ちゅうやさん!!助けてっ!!」



戸惑う中也の後ろに素早く回り込んだA(仮)



「オイ……何で姐さんがいるんだよ……
それより、コイツ………」



「どうじゃ、可愛くなったろう?
覚えておるか?昔お前にも着せたことがある着物じゃ。」



「何着せてんだよ!?
んでもって、やっぱコイツはAなんだな!?」



「ちゅうやさん………!
俺の心がボロボロですっ………!!」


中也の背中で愚図るA…
どんな暴力にも屈しなかったAがあまりの羞恥に泣きかけていた…



「と、とりあえず今日はもうこれで帰るので……!」



「なんじゃ……もう終いか………」



「A!明日も来なさいよ!!」



残念そうな顔をする紅葉に、明日もくるように促すエリス…
しかし、そんな二人の声もあまりの羞恥にAには聞こえていなかった…



　


　


　





　





　



一応、元の服は返して貰えたそうだ…

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