今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:44,788 hit
小|中|大
02 ページ2
**
Aとは幼い頃からずっと一緒だ
朝も昼も夜も、一日中俺もAもベッタリだ
そのせいで良く周りからカップルと間違われた
俺はそう見えるなら嬉しい
だって物心ついた時からAの事が好きだから
この歳になるまでずっと、ずっと
お互いがお互いを好き過ぎて
周りから白い目で見られていたけど
そんなのどうでもいい
俺はAに好かれてばいいから
他の女なんて興味が一切ない
Aはモテる
真っ黒な艶のある黒髪
眉下で切りそろえられた前髪
パッチリした二重に大きな瞳
低過ぎず高過ぎない筋の通った鼻
キュッと上を向いた口角にぷっくりとした唇
これだけ顔が整っていれば男が言い寄ってくる
実際にそうだった
俺がAを迎えに行ったとき
数人の男に囲まれていたのだから
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
263人がお気に入り
263人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:胡桃 | 作成日時:2021年1月12日 14時