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ジョングクとは幼い頃からずっと一緒だった
物心ついた時からなにもかも
トイレ行く以外はね
部屋が隣同士、ベランダから行き来していた
朝起きたらジョングクが隣にいる事が当たり前で
恋人でもないのにハグをしてキスをして
甘い声で自分の名前を呼ぶ
彼に近付く女はとことん排除した
そのおかげか学生時代は友達が1人も居なかった
高校は別々だった
別々の高校で気が狂いそうだった
ジョングクに近付く女、女、女女女女女女
ある日、一人の女が私の逆鱗に触れた
その女は私の目の前で嫌がるグクにキスをしたのだ
鈍器で頭を殴られた感覚
気が付いたら手が出ていた
馬乗りになって胸ぐらを掴んで
でも、ジョングクが止めた
私のことを抱き締めて、ごめんって
違う、違うよ、ジョングクは悪くないの
コイツが悪いの
唇を震わせて怯えた目をして泣いている
お前が悪いんだよ
ジョングクに手を出すから
わたしのジョングクに近付くな
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作者名:胡桃 | 作成日時:2021年1月12日 14時