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第一訓 ページ2
「侍の国」
僕らの国がそう呼ばれたのは今は昔の話。
かつて侍達が仰ぎ夢を馳せた江戸の空には、異郷の船が飛び交い、
かつて侍たちが肩で風を切り歩いた街には、今は異人がふんぞり返り歩く。
それがぼくらの世界、それが僕らの街―――――――――――――。
そしてそんな江戸の夜の街に
「俺はさ、夜なんてみんなが寝る時間に犯罪起こすような奴ァいなくなっちまえばいいと思ってるんだよ」
一人、紅く染まった刀を振り鞘に納める。
その鞘に刀がしまわれた時、一人の浪人が地に伏せた。
「次からは、日が昇ってるころに犯罪起こしてくれる?俺も眠いんだよね」
その男、新選組の夜の守り人なり―――――――――。
―――――――――
見切り発車過ぎて何も考えておりませんでした、切腹します。
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作者名:あ | 作成日時:2024年3月6日 2時