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同級生。 ページ4

秋「そういえばっ!学校どうするの?」

貴「あ…えっと、今日から条東商業高校に…。」

というと、目を大きく見開いた秋音さん。

秋「ほっほんとに!?」

貴「は、はい…。」

そんな秋音さんの剣幕に押されながらも答えると、

秋音さんは笑って言った。

秋「実はね、万里ちゃん。このアパートに条東商業高校の子がいるの!朝ごはんの時にでも紹介するわね!」

貴「ありがとうございます!」

同じ学校の人がいるなんて、とても、嬉しい。同じ学年だったらいいな。

秋音さんが部屋をでて、私は一人残された。

小鳥たちもいないことを確認したら右の掌にピンク色の若干黒ずんだ宝石を出した。

もうかたほうの手には黒い宝石。

右のはソウルジェム。左のはグリーフシード。

ソウルジェムにグリーフシードをあてがうと、

ソウルジェムの黒ずみはグリーフシードに吸収された。

?«新しい家かい?»

窓の側に映る白い悪魔の影。

貴「うん、寝るからじゃあね。」

そういうと、影はどこかへ消え去った。

机に体を預けると私の意識は沈んでいった。





?「えっと…暁美…さん…?」

めが覚めたのは誰かに肩を揺らされてから。

貴「ん…。誰。」

少しやんちゃそうな男の子。条東商業高校の制服を着ているから、この子が秋音さんの言っていた…。

?「朝飯出来たッス。」

貴「ん、今…行く…。」

廊下を歩く彼は時折案内もしてくれた。

?「こっちを曲がったら…食堂ッス。3食ここで食べるんス」

貴「はい、ありがとうございます。ところで…。」

?「なんすか?」

貴「だれですか?あなた。」

?「条東商業高校1年生の稲葉夕士っス。」

貴「暁美万里です。」

よろしくと、私達は握手した。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。

貴「ところで、どうして、部屋の中に?」

稲「鍵が開いてたっス。」

貴「そう。」

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作者名:Dear. Music『@』. 別アカ:全自動駄作製作機 | 作成日時:2017年5月5日 23時

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