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九十七話 ページ12

赤葦side


何故かAと二口が腕を組んで、黒尾さんと帰ってきた。


へ?


え?


どういう状況ですか。これ。


俺はコソコソと黒尾さんに訪ねた。


赤葦「なんで二人、腕組んでるんですか…?」


すると黒尾さんは顔をしかめた。


黒尾「知らねー…。俺の方がききてーよ」


なるほど…。


いや、なるほどじゃない。


本当に何があったんだ…。


俺、昨日告白したよね…?


付き合ってるんだよね…俺ら。


ますます頭が回らなくなる。


二口「じゃあ始めよっか」


そのとたん二口は部屋の鍵をしめた。


黒尾「何で閉めた………


……!!?」


黒尾さんがそういった途端、驚いたかのように、目を見開いた。


俺は黒尾さんの目線の先を見た。


赤葦「な、なんで…」


Aが俺たちに銃を向けていた。


二口は怪しくニッと笑った。


二口「じゃあ始めようか…。
五分いないにAが二人を殺せたら、俺らの勝ち。でもAが二人を殺せなかったら大きい罰を…」


赤葦「なにいって…」


こいつ……二口じゃない。


二口は俺たちに殺意なんて抱いてない純粋で素直なやつだ…。


なのに…どうして。


「早く始めよっ!私早くこのお兄さん達が苦しむ顔見てみたい!」


何いってるんだ…?


Aまでもおかしい…。まるで別人のような…。


黒尾「A…。俺たち仲間だろ!!」


黒尾さんが悲しそうに言うと、Aは変なものを見る目で俺たちを見た。


「なに…言ってるの…?私、二人のこと知らないよ…?」


は?


でもAを見ると目が本気だ。


嘘を言ってるようには見えない。


もしかして……薬…?


するといきなり二口はこう言った。


二口「Aは“俺の彼女”なんだから頑張って、俺を楽しませろな?」


二口の彼女…?

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- ちょっとまてやっ!!とうもろこしって食い物なんか?← てかケンメァァァァァァ!! (2015年12月28日 20時) (レス) id: c0790d8092 (このIDを非表示/違反報告)
ダークエンジェル(プロフ) - 雨猫(漢)さん» 飲めないこともないですよねwwあー焼きとうもろこし食べたくなってきたwこれからも頑張ります!! (2015年12月25日 20時) (レス) id: 093a90d119 (このIDを非表示/違反報告)
雨猫(漢)(プロフ) - コーンポタージュに醤油ww私もやったことがあるので吹きましたw確かに焼きトウモロコシですwwwこれからも応援してます! (2015年12月25日 16時) (レス) id: 7f0e71d19e (このIDを非表示/違反報告)
ダークエンジェル(プロフ) - 排球の世界でしか生きられない((殴さん» え。マ、マジですか?!やべぇ…めんどくせぇ…←そのうち直しておきます!ありがとうございます!! (2015年12月24日 12時) (レス) id: 093a90d119 (このIDを非表示/違反報告)
ネコカノ@ムリゲーハパス - 「っ……悲しいだろうが…。」←…アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ヤ・ク・サ・ンオカンだ! ダークエンジェルさん、更新頑張って下さい! (2015年12月24日 9時) (レス) id: c1df8f5f05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ダークエンジェル | 作者ホームページ:http://kurorikon  
作成日時:2015年12月4日 18時

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