え?俺?ただの歌い手好きですが?2 (ページ4)

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43話あの人出るおページ4

そこら辺に居るやつに聞くか｡

『あの･･･』

「何?」

怖い人。

『職員室何処ですか｡』

「着いてきて。」

声綺麗｡

案外優しいかも。

「此処。」

『ありがとうございました』

ふー。

コンコン

『失礼します』

先生がいっぱい。

当たり前か。

『あの。俺は何組ですか?』

「名前は?」

『秋華Aです。』

「!!一年から一度も来てなかったあの!?」

酷いな｡

『そうです。』

「お前は歌得意か?」

『まぁ。』

なんだ｡この先生｡

「お前はS組だ。」

『2年S組?』

「違う｡1～3年共同のS組だ。」

????????

『授業はどうすんの?』

タメ口しちゃった｡

「１日3時間｡後は音楽だ。」

oh...それはいい!!

『ん。で、何処ですか?』

「一番上の階だ。」

えーーーー!?

「はい。」

何かバッチ貰った｡

「これ付けとけばエレベーター使えるぞ。」

『あざっす!!んと･･･!?

担任?』

「そうだけど?」

背高い｡

泣ける｡

赤月利奉?

あかつきりぶ?

『ちょっとあーって言って下さい｡』

「あーーー」

『今何歳ですか?』

「27」

りぶだ。歌い手のりぶだ。

『何で先生してるの?』

「したかったから｡」

『何で歌い手してるの?』

「聞いて欲しいから｡

･･･良くわかったな｡」

『天才だからね｡』

りぶの声、大好き｡

多分、まふ君達より好きだと思う｡