大嫌いって言わないで３ (ページ8)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:79,215 hit

・・・３ページ8

翌日

比与太は昨夜から調べ上げたレシピを元に

冷蔵庫の中の食材でAさんへ美味しいご飯を作っています。

｢比与太～？何作るの～？｣

仕事終わりにAさんを自宅に連れて帰り

一目散に料理に取りかかっている比与太

Aさんもその様子が気になり、自分からキッチンへと入って行きます。

比与太｢ん～？

取り敢えずカロリー少ないといえばチキンだからね～。

こうやって脂をとって～｣

｢ほぅほぅ。｣

キッチンにいるときはあなたも素で比与太のそばに行きます。

手元を覗いたり、調味料などの匂いを嗅いだり。

比与太｢っ……Aちゃん？｣

｢ん？｣

比与太｢これ、大さじ1ずつ混ぜといて？｣

｢うん分かった～｣

比与太｢(泣)｣

いつもでは考えられないほど素直に比与太の言葉を受け入れるAさんに

比与太は嬉しいを通り越して泣いています。←不憫。

｢ん！このタレ美味しい♪｣

比与太｢でしょぉ？そしたらね～これを蒸して～｣

｢ワオッ！｣

楽しいクッキングも終わり、あなたと比与太はダイニングへ移動して食事を始めました。

｢うんっ！コレ美味しいっ！｣

比与太｢良かった♪」

とっても満足そうなAさんを見て

比与太も満足

比与太｢あ、Aちゃん！口の横にソース付いてるよ｣

｢ん？・・・あ！ほんとだ(笑)｣

比与太｢ンフフフ(笑)｣

″ぼかぁ～幸せだなぁ～♪″

幸せそうに食べ進めるAさんに、またしても幸せが溢れる比与太

人って、結構欲深い生き物です。

比与太はそのうち、Aさんに触れたい衝動にかられます。

″モグモグと動く唇はピンク色

あの唇に自分の唇で触れたらどんな感触なんだろう

キスをしているとき

Aちゃんはどんな顔をするのかな……″

欲求は底なし沼です。

｢比与太？この後車でって送ってくれるんでしょ？ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ・・・｣

比与太｢あ、うん｣

｢持ってきたの？車。ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ・・・｣

比与太｢昨日持ってきたよ｣

｢大丈夫なの？運転。ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ・・｣

比与太｢大丈夫(笑)安心して？｣

｢なんで車持ってたの？ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ・・・｣

比与太｢ん～運転するのも好きだし、友達とキャンプとかにも行くよ｣

｢へぇ～。なんかチャラそうだなぁ～そのキャンプ。ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ・・・｣

比与太｢っは(笑)全然チャラくないよ！

男ばっかだもん！車に女の子乗せたことないし！｣

｢それは、ボケか？｣

比与太｢事実！事実！｣