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比与太「ここが、俺の実家」
「ま、マジか・・・」
日曜日、比与太に連れて来られた
比与太の実家。
『平原ルミ邸』でございます。
一等地に建てられた大きな白い家
とても清潔感のある外観と、広いスッキリとしたお庭
比与太「こっちだよ〜Aちゃん」
「う、うん」
お庭を通り、玄関に辿り着くと
比与太は玄関の扉を普通に開けました。
比与太「母さ〜ん!ただいま〜」
『はーいっ』
比与太の声に返ってきた返事は
いつもテレビで聞いている『平原ルミ』の声そのもの
まぁ、ホンモノだからね。
「平、平、平原、ルミがいるぅーっ!」
比与太「あはっ(笑)俺のお母さんだからね〜」
緊張気味なあなたと、いつもと変わらない比与太
スパスパスパとスリッパの音をさせながらこちらにやって来るその状況に
あなたの小さなお胸はドチドチと高鳴ります
「アワアワ。。。」
母「はーいっ!あらぁ〜!いらっしゃい!ようこそ我が家へ〜♪」
「あっ・・・あのっ・・・っ」
母「Aさんよね?比与太から聞いてますよ〜♪
比与太がいつもお世話になっております。」
「あぁっ!!そっ、そんなことは!とんでもないっ!」
あなたにお礼を言うルミさんと
恐縮しているあなた。
そしてあなたは思ったのでした
″なんて綺麗な人なんだろう〜!!″
それはもう比与太なんか1ミリも目に入らない程に
比与太「母さ〜ん。いつまでやってんの〜」
母「あらあらまあまあ♪本当に可愛いお嬢さんね!」
「そんなぁ!ルミさんはお美しくていらして!
こんな綺麗な人に会ったことないですっ!わたしっ!
ルミパン持ってますっ!あとレシピ集もっ!」
母「まぁ!本当!?嬉しい♪」
「「きゃっ!きゃっ!」」
玄関で盛り上がること数分
やっとの事でリビングに通されたあなたは
またもやその家の綺麗さに目を奪われます
「キャーッ!素敵なリビングダイニング!
お店みたい!!」
比与太「この家は丸ごと全部母さんの趣味」
「なんて素敵な趣味なのぉ〜!!わぁ〜(キラキラ)」
モデルルームバリの室内に
まるで遊園地にでも来たかのようなあなたのテンション
母「Aさ〜ん!今日は腕によりをかけてお料理も用意したから楽しんでってね♪」
キッチンから大きなお皿を持ちながらあなたに嬉しそうにそう言った比与太のお母さん
あなたもダイニングテーブルに所狭しと並べられた料理に
またもや小さなお胸がドチドチです。
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裕(プロフ) - alexisさん» ぴよた、人並みになってきましたね( ´艸`) (2020年2月16日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» この微妙な関係性……( ̄∇ ̄) ぴよたょ、人はそう簡単に変われないけれど、一途なところを持ち合わせるヒロインに惚れさせることは〜〜〜〜? (2020年2月13日 20時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» まだ『好き』が無い時点での『努力』ですけど(笑) (2020年2月12日 20時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» ちょっと独特ですけどね〜(笑) (2020年2月12日 19時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ちょっと、誠実になろうとしてるところが認められた、かな?( ̄∇ ̄) 頑張れぴよた!頑張れヒロイン← (2020年2月12日 12時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕 | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時:2020年2月8日 11時